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いろいろ、いい色"靴下屋×濱田英明×伊藤紺"

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52週連続で写真家の濱田英明さんのフォトに短歌作家の伊藤紺さんが素敵な言葉を添えます!毎週掲載していきますのでお楽しみに❣️
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#現代短歌

ふたりの色が 混ざりすぎてしまうのは 今じゃないってことだと思う #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺 連載『いろいろ、いい色』 2月「進む」 《歌人》伊藤紺さんの言葉を読んでふわっとそよぐ風が春めいてきました。この季節は出会うのと同じくらい別れもあります。別れは相手との距離を置くことも含まれます「離れる色」「若葉色」「そよぐ色」を履いてそれぞれに歩もう。 離れる色# 09 若葉色# 73 そよぐ色# 70

その日は、大きな気持ちが ふるえてました。 #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺 いろいろ、いい色 1月「あたらしさ」 今週の《歌人》伊藤紺さんの言葉その日は、 大きな気持ちが ふるえてました。 何かをやれそうな期待感ありませんか?「つなぐ色」「光る色」「決める色」を履いて思いきってはじめてみませんか? つなぐ色#20ベージュ 光る色#66カラシ 決める色#44ワイン

本当はぜんぶ 遠いからだで 知っている。 #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺 いろいろ、いい色 12月「光」 今週の《歌人》伊藤紺さんの言葉 本当はぜんぶ 遠いからだで 知っている。 新しい時代へ、何をもっていきましょう?「空の色」「宇の色」「宙の色」を履いて意識の深いところで見つけてみませんか? 空の色# 87インディゴブルー 宇の色# 86インクブルー 宙の色# 85ターコイズブルー

ふつうのことで ふつうに泣くのに 頷くとき、光ったね。 #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺 いろいろ、いい色 12月「光」 今週の《歌人》伊藤紺さんの言葉ふつうのことで ふつうに泣くのに 頷くとき、光ったね。 今年のおわりが近づいてきました。どんな自分でも今週は肯定してみませんか?「緩ます色」「知る色」「頷く色」の靴下を履いてそっと認めましょう♪ 緩ます色#70ミント 知る色#85ターコイズブルー 頷く色# 89ニュアンスブルー

本当のことしか分からない 泣きたい、とかって ちゃんと思う #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺 いろいろ、いい色 「11月 "ひとり"」 今週の<歌人>伊藤紺さんの言葉本当のことしか分からない 泣きたい、とかって ちゃんと思う いつも見過ごしていたものに気づく瞬間が、自分の感情に素直になれる時。「整理する色」「眩い色」「同調する色」を履いて本当の気持ちを受け入れてみませんか? 整理する色#70ミント 眩い色#62イエロー 同調する色#75オリーブ #70整理する色 #62眩い色 #75同調する色

恋とする 本物とする また、何年。#伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺 いろいろ、いい色 「11月 "ひとり"」 今週の<歌人>伊藤紺さんの言葉恋とする 本物とする また、何年。 二人で見ているものがひとつになる景色に、ひとりの思いを胸に込めたりする。高いところから遠くを眺めに「想う色」「恋の色」「ほろ苦い色」の靴下を履いて出かけよう。 想う色#87インディゴブルー 恋の色#32ピンク ほろ苦い色#24コゲチャ # 87想う色 # 32恋の色 # 24ほろ苦い色

永遠 きみがふたりで思うとき わたしはひとりで思うのです #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺 「11月 "ひとり"」 今週の<歌人>伊藤紺さんの言葉永遠 きみがふたりで思うとき わたしはひとりで思うのです ひとりの時間が大切な時ってあります。それってふとした時に訪れたりする。ブラインドから差し込む光はその合図かも。黄昏れる日は「ミルキーの色」「決めつけない色」「静める色」そんな色の靴下を履いて密やかに自分だけの時間を過ごそう。 ミルキーの色#01オフホワイト 決めつけない色#10ライトグレー 静める色#85ターコイズ # 01  #

「帰りたい」って 気持ちのために 人は家を作るのかな #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺「"秋の香り"の色を探して」今週の<歌人>伊藤紺さんの言葉「帰りたい」って 気持ちのために 人は家を作るのかな この言葉から私が感じること 子どもの頃に公園で遊んでいて陽が落ちかけると、何となしに一人抜け二人抜け…気づけば解散。そんな記憶が蘇ります。家路で影絵になってる我が家を見つけてなんとなく安堵する。鍵を取り出しドア開けると静まりかえった部屋の電気をカチッと付けてやっと落ち着く。「家」ってそういうもの。毎日が終わる場所で明日が始まる場所。 #

言えなかった言葉が わたしになってゆく ずっとね。 #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺「"秋の香り"の色を探して」 今週の<歌人>伊藤紺さんの言葉言えなかった言葉が             わたしになってゆく ずっとね。 この言葉から私が感じること… 秋の少し冷えた空気を吸い込みながら、見上げると鮮やかな金色のイチョウ葉が時間を止める。過去と現在をトリップする感覚。意識が戻るとその時の自分の言葉が今の自分の一部になってると気づかされる。違う自分を期待していることにも気づく。でもそれが、これからの自分でもある。という寂しさが伝わってき

大切が 変わってしまう日が来ても だれの胸にもやさしい島 #伊藤紺

靴下屋×濱田英明×伊藤紺「"秋の香り"の色を探して」 今週の<歌人>伊藤紺さんの言葉大切が 変わってしまう日が来ても だれの胸にもやさしい島 この言葉から私が感じること… ずっと側には置いておけない寂しさと同時に離れていってもそれをゆるしてしまう。心のなかにある"ふわふわ"したもので時間をかけながら包みこむ。みんなが持ってる前向きスイッチの在り処を教えてくれているのだなと思いました。 #10 #28 #95

風の匂いで思い出しそうになる むかし、やわらかいところに 住んでいました #伊藤紺

写真家&短歌作家さんコラボスタート! "秋の香り" いよいよ始まりました! 待ちに待った写真家の濱田英明さんと短歌作家の伊藤紺さんとのコラボ❣️ 「いろいろ、いい色」 身近にあるもの。毎日使うもの。気にしなくていいもの。でも気になるもの。靴下を履くことで毎日をちょっとだけ楽しくする。自分だけの色を見つけませんか? 一年を通じて、その時々の日常の中の非日常を切り取ります。美しい写真とふんわりとした言葉をそっと添え、靴下で彩ります。 伊藤紺さんの言葉風の匂いで思い出しそ