若き社長

彼は、二十代で自分の会社を立ち上げた。音楽プロダクション、イベント企画、ウェブデザインなど多岐にわたる業種を精力的におこなっている。そして彼の会社はとても成功しているようだ。若い頃はとてもやんちゃで夜はクラブ通い、、、etc と本人も語っていたので、「果たしてどんな風に経営を学び、そして成功したのか」が気になった。

彼は終始謙虚で、「多くの人の出会い」とその縁に助けられていると、感謝の言葉を続けた。「自分はなにもしていない。なにも出来ないから」と。きっとすばらしい人材が集まるその人望こそが、社長体質であり、成功のヒントかもしれない。

ただひとつ、オフエアーで語ってくれたおもしろい話がある。ある大きな転機で新しい仕事をはじめたきっかけの話。オンエアーで語られたことの裏話、ほんとうの話だ。それは、「夢を見た」というもの。「夢で、おばあちゃんに、それをしなさい」と言われたという。なんだかそれは「神様からのお告げ」みたいなものだ。その夢をみて、すぐ仲間をあつめ、新しい挑戦をスタートさせたという。

きっと人はそれぞれ「夢をみる」。夢をみるってのは、憧れたり、目標をもったりするときのそれだ。けれど、この社長みたいな「夢のみかた」もあるし、案外憧れの夢見と近しい存在な気がして悪くない。なんだか、堂々と、「夢をみよう」と言いたい、信じたい気分になった。


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