麻雀鳴き読み問題4

東初一本場
前局4000オール
北家捨て牌
北白北⑧赤5七
①③⑤リーチ
ドラ3
西家仕掛け
ポン四四四
チー534打8
西家捨て牌
①白南西九⑤
三⑦18
西家はリーチの一発目、南家の5をチーして打8

14巡目東家手牌
赤五六六六七③④⑤67ツモ④
チー234

西家は何待ち?

解説
34チーの打8は代表的な喰い伸ばしのパターン。34568の形がパッと思い浮かぶよう日頃から訓練しておこう。待ちは47。
西家は一発消しつつ西家に通りそうな47で待てるのでその後の出アガりにも期待でき一石二鳥。
一方親の僕は直後に2をチーして現物待ち58テンパイ。しかし次に④をツモ。
④は一見リーチに通りそうだが、⑤は赤だけ見えてないので振り込むと割と高い。ドラが3で赤5の早切りもあり、ドラメンツもあればほぼマンガン。オヤマンツモのリードをふいにしたくはない。
じゃあ西家に7を差し込むか、その前に西家の打点を考えておきたい。まず手役はタンヤオ、副露が四四四と345で56が手の内なので三色はない。次に赤の所在、ソーズは北家の河、マンズは僕の手牌、ピンズは?これはそもそも北家が赤⑤を持ってるという前提で④打ちをやめているから西家の赤⑤持ちは考慮しなくていい。そして表ドラ3の所在。もし3が暗刻使いから鳴いていたら?鳴く前の形は
3334568[???]
鳴く前の形は78待ちで鳴かなくても待ちの枚数も出アガり期待度も変わらなく思える。なら45引いてより待ちが良くなる変化を無くす必要はないのでは?ということでドラはあったとしても、もう一つ345メンツがあるくらい。ほぼ2000点の仕掛けと見て7を差し込むことにした。
西家の手牌
六七八⑧⑧56
西家が5を持っている以上、リーチにオリて5を切るのを期待するのもありかもしれないが、他にも現物があったからすぐには出ないかもね。
北家のリーチはペン3待ちだったらしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?