2020年センバツ、プロ注目の選手まとめ(投手編)

こんにちは、むかいです。

いよいよ球春到来。3/19から春の選抜高校野球大会が始まります。今回は、選抜に出場する「プロ注目」と言われている選手たちについて自分の思ったことを書いていきます。まずは、投手編です。

※敬称略です。

中森俊介(明石商業/右投左打)

1年夏から数えて今回が4度目の甲子園となる。最速151キロのストレートだけでなく、スライダーやスプリットなどの変化球も精度が高い。制球力も高く、調子が悪いときも試合が作れる投手だが、ランナーが溜まりだすと手先でコントロールしようとして球威が落ちてしまうというクセがある(大体、そのときは軸足のタメを作れていない)。豪快な投球に期待したい。

髙橋宏斗(中京大中京/右投右打)

最速148キロとキレのあるスライダーを武器に神宮大会で好投を見せた。写真から分かる通り、躍動感のあるフォームが特徴。しかしながら、公式戦75イニングで15四死球と大崩れしにくいのも良い。課題はストレートで空振りを取れていることが少ないことと左打者への配球パターンが少ないことか。ソフトバンク・千賀投手がお手本というフォームも改良の余地はありそうだが・・・。

川瀬堅斗(大分商業/右投右打)

ソフトバンク・川瀬晃の弟。どっしりとした下半身が最速147キロのストレートを生んでいる。若干インステップして投げるのが特徴だが、かなり上から腕を叩こうという意識が強いように思える。秋の九州大会では3試合連続で完投し、選抜出場の原動力となった。甲子園でも大黒柱としての期待がかかる。

岩崎竣典(履正社/右投右打)

昨年夏の甲子園で2年生ながら好投し、全国制覇に貢献した投手。最速145キロのストレートと小さく変化するカットボールが持ち味だ。精密なコントロールというよりは適度に荒れることで的を絞らせないタイプのように思える。秋の近畿大会では状態がイマイチだったが、センバツに向けて復調してほしいところだ。

小林樹斗(智弁和歌山/右投右打)

昨年のセンバツ準々決勝・明石商業戦で好リリーフを見せ、一躍ドラフト戦線に躍り出た。最速148キロのストレートと曲がりの大きいスライダーは中森らにも引けを取らないが、秋季大会では調子を崩し、同学年の左腕・矢田にマウンドを譲っていた。指にかかったときのストレートはノビがあり、簡単には打たれないので復活に期待している。

松島元希(中京大中京/左投左打)

身長164㎝と小柄ながら、最速147キロのパワー型左腕として髙橋とともに2枚看板を形成する。神宮大会では、投球時にステップした右足に体重が乗り切らないときがあり、微妙なコントロールがつかないということに陥っていた。粗削りではあるが、秋春連覇に欠かせない投手なので課題を克服してほしい。

他にも紹介しないといけない選手はいるのですが、このへんで。野手編も長くなりそうです・・・。

#高校野球

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