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きらめ樹セルフビルド物語Vol.20切り出した材が足りない、まさかの富士山へ


丹波篠山の里山できらめ樹(皮むき間伐)を開始し、伐採が終わりました。
セルフビルドするログトレーラーハウスは4mのログ材がメインになるため、伐採した丸太を4mに玉切りしていきました。

何と、全く材が足りない事がわかりました(汗)

そこで、きらめ樹の本部がある富士宮市のNPO法人森の蘇りに直談判をして伐採をお願いしました。
2021年10月、NPO法人森の蘇りさんから予定数の伐採が終わったと連絡があり、早速丹波篠山から富士宮市に向かいました。


移動は勿論、廃油で走る天ぷらキャンピングカーです。
NPO法人森の蘇りの合宿所の駐車場でキャンピングカー生活をさせてもらいながら搬出作業を開始しました。


僕達のプロジェクトを応援してくれる『きらめ樹』仲間ヒロシ君が高知から早速合宿所に駆けつけてくれました。


家造りをした中で何が一番大変だったか?
それは『きらめ樹(皮むき間伐)』した材を、山の中から一本一本道路際まで出してくる作業です。
山の中腹とかではなく、道路に近い森がほとんどでしたのでので、助かりました。
今回は富士宮市の森から2箇所、御殿場の森から1箇所、計3箇所の森でヒノキの間伐をして頂きました。
森の中で3m〜4m材が130本、2m材が70本が転がっています。

きらめ樹(皮むき間伐)された明るい森

まだまたこの森の奥地の谷間にもたくさんあります(汗)

さぁー引っ張り出すぞ〜
ここで登場するのが、『引っ張りダコ』と言うポータブルウインチです。
森の蘇りさんからお借りしました。

2mの短材は人力でも運べますが、3m、4mの長材はやはりウインチで一本、一本地道に引っ張り出す必要があります。


一般の林業では重機を使いますが、自然乾燥された『きらめ樹材』は人力で運べ、お金をかけなくても出来るのが『きらめ樹流』の素晴らしいところです。
効率を求める!ことは、自然を無視する!ことだと感じています。

土場に溜まった丸太を軽トラに乗せて、近くの『きらめ樹工房』まで運びます。
4m材の丸太は一度に五本くらいしか運べません。
軽トラで何往復して貰ったことか?
これがきらめ樹(皮むき間伐)材ではなくて、通常の生木の間伐であれば、人力で軽トラに乗せることはありえません。
皮むきをして、一年以上立ち枯らせをさせたきらめ樹(皮むき間伐)材ならではの出来る事です(^^)

丸太を引っ張り出すチームと、軽トラで工房まで運ぶチームと分かれて、1週間くらい汗をかきました~

丸太搬出の後は、いよいよセルフ製材です。

You Tubeも見て下さい〜♪

つづく

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