浜田省吾と僕と、ギターと act-0012 エレキベース

何故かベースが欲しかった

自分で選んで買ったギター これがどれほどの価値かは分からなかったけど
選択肢としては多分 ベストだったと思う
特に不満もなく 弾き続けてた
後に、今に至るような 数のコレクションを持つことすら想像してなかった
このTakamineギターがあれば充分だった

それなのに何故か分からないけど 思い出せないけど ベースが欲しくなった

当時、中心としてたユニットが三人組で基本は3人ともアコースティックギター
この頃にはリードのフレーズやオブリガートの単音弾き アルペジオからスリーフィンガーの指弾き カッティングを含むストローク などなど弾き分けも出来ていたから
三人がせーのっ で、ガチャガチャ弾くこともなく
そして、メンバのウチの一人が鍵盤を買ってヴァリエーションも増えていた
そのアンサンブルをさらに発展させたかったんだろう
だろう、けど 深くは考えずにエレキベースを買った
フェルナンデスのプレシジョンベース
アイボリーホワイトが不満だったけど
資金に充てたバイト料ではそれ以外の選択が出来なかった

ロックベース教本を買い エイトビートのロックンロールフレーズを練習した
あとは、カントリー風にギターでもやっていた ルートと5度のフレーズを弾くこと
で、主に自分たちで作ったオリジナル楽曲にて弾いていた

思い起こすに 多分、フルバンドに於ける完コピってのとか アコースティックな雰囲気に落とし込むにしても原曲のニュアンスを みたいなことを考えようともしなかったんだろう
よく弾いていた アリス、さだまさし、中島みゆき… 辺りの曲を練習するときはベースを用いた記憶がない

だから ベースをベースらしく 弾くことすらないままに
一応、なんちゃってレヴェルのベーシストとして
ギターの片手間に弾く それだけはやっていた

バンドとしてのプレイをするのは
このあと、もう少し経ってからである

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