You are always the light that gets me out the dark――智くんに感謝をこめて。

智くん、お誕生日おめでとう。
ジャニーズ事務所に入所すること、嵐としてデビューすること、嵐の大野智として活動すること――無数の選択を経て、今ここに辿り着いてくれたことに感謝します。
智くんに、嵐の5人に出逢えていなかったら、私は今の生活は送れていないと思います。けして誇張ではなく。 

智くんのファンになったのは中学1年生のとき。
当時、私は、特にこれといった原因が思い当たらないまま、同じクラスの女子との人間関係が上手くいかなくなって、毎日すごく疲れていて。
小学校では男女問わずたくさん友達がいたから、地元中学に行った方が楽しかったかな、とか悩むことも多かった。
そんな鬱々とした時期に、母から「今度のドラマ、弁護士が主人公の復讐ものらしいよ」と聞いて。リーガルものも復讐ものも好きだったから、何の気なしに見始めたのが、TBS系金曜ドラマ『魔王』でした。
ストーリー展開はもちろん、最初は智くん本人というより、智くんが演じた成瀬さんが好きで。
そして主題歌のtruthの歌詞がドラマの世界観にこのうえなくぴったりで。歌詞が頭から離れなくなって、録画したドラマのタイトルバックで何回聴いても泣けてきて。
気づけば、truthのCDを手にするために本屋へ走っていたりして。
そこからどんどん、智くん本人のこと、嵐のことを調べるようになって……以前からサクラ咲ケは聴いていたし、1年くらいぼんやりと嵐の宿題くんも見ていたこともあって、ドラマが最終回を迎える頃にはすっかり智くんファンに、そして嵐ファンになっていました。

2年生になった頃、最初のきっかけが何だったかは忘れてしまったけれど(たぶんクラス替え後の自己紹介かな…)、「嵐の大野智くんが好きです」って話す機会があって。
智くんファンであることを公言したら、知念くんファンの女の子が声をかけてくれて。知念くんが言わずと知れた強火大野担だったおかげで(?)、ときどきその子とジャニーズの話ができるようになった。その子は学年で評判の美人さんで、誰からも愛されるような、屈折したところのない人だったから、他の人の前でも「〇〇(本名)ちゃん好き~」とか言ってくれて。
その影響力と、勇敢にもなぜか友達になってくれた人たちのおかげで、徐々に学校生活が楽しくなった。

3年生は、ちょうど嵐の人気爆発が誰の目にも見えるようになった時期と重なっていて。
オリコンのシングルCD売上ランキング1位を2年連続で獲得、いわゆる嵐ドラマリレー、VS嵐・嵐にしやがれ地上波ゴールデンタイム放送開始etc…嵐の努力が実った上に、5×10アニバーサリーに合わせた事務所の後押しも重なって、常に嵐関連の情報がエンタメニュースで取り上げられるような状況だった。
だから嵐ファンであること、ただそれだけで、誰かとの共通の話題が増えた。それが嬉しくて、いつでも嵐のことをたくさん話してたら、「〇〇がめっちゃ楽しそうに話すから、嵐のTV見るようになったよ」、「嵐のこと好きになってきた」、「私はニノ派かな~、大宮最高」等々言ってもらえるようになって。このときにもらったお手紙や年賀状の内容は、嵐のことがいっぱい書いてあったりした。
他にも、初めて身内を亡くして、忌引休暇明けで久しぶりに登校したとき、同級生何人かがHappinessを歌ってくれたことが今も印象に残っていたりします。

高校生活でも、それ以降も、おそらく人並みに人間関係に悩むことはあったけど、そのときも何度も智くんに、嵐に励まされた。
嵐は、その音楽で、パフォーマンスで、言葉で、もう存在そのもので私のことを内面から助けてくれただけでなく、
「嵐ファンである」という記号をもって、外形的にも私を救ってくれたと思っています。


それから……智くんは、私にとってロールモデルでもあります。
"研いだ爪隠し牙をむく"を地で行くような、まさに、能ある鷹は爪を隠すを体現している姿に、智くんのファンになってすぐの頃からずっと、憧れ続けています。
私は、嵐5人それぞれの声が、ユニゾンが大好きだけど、やっぱり嵐の楽曲の骨格を形づくるメインボーカルは智くんだと思っていて。
加えて、智くんには、誰にも真似できない「無重力ダンス」という武器があって。
歌って踊ること――嵐のアイドル性の基盤は、智くんの歌が、ダンスが支えていることを感じるたびに、智くんが嵐として、アイドルとしてステージに立つ選択をしてくれたことへの感謝で胸がいっぱいになる。
そして、自分の才能を出し惜しみせず、かといってそれを一切ひけらかすことなく、むしろ常に脱力感を醸し出してくる智くんの佇まいに、いつも驚かされて、魅了され続けてます。
私自身は、家族や友達、周りにいてくれる人に何かと助けてもらってばっかりの他力本願タイプで、しかも智くんみたいに目を瞠るような才能は持っていないけれど。
智くんに出逢ってから、自分にできることで周りの誰かの助けになれるときは、素直な気持ちで全力を尽くすこと、誰かの役に立てたとしても、けして驕らないことを自分のモットーにしています。
いつか、智くんの境地に到達できたらなぁ……なんて。


最後に。
繰り返しになるけれど、智くんを好きにならなかったら、嵐がいてくれなかったら、本当に今の私はありませんでした。
嵐に救われた人ってどれだけいるんだろう。


"君以外 代わりのない 眩しいほどの光"


これからも。ずっとずっと。
智くんが大好きです。
嵐が大好きです。


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