ウルトラの母に俺はなる!~彩湖ウルトラマラソンを走ってみた 後編~
前編に引き続き、後編ではいよいよレース、その後の身体の変化などを記録していこうと思います📝
不適切な表現なしには語れない私のウルトラマラソンをとくとご覧あれ🥳(気持ちを強く持って読んでね♡)
レース直前
当日は8:00スタートという事で、朝4:00に起床。
お馴染みのPokemon Sleepをやりつつ、最低限の家事と支度をして6:00に家を出ます。
武蔵浦和駅から会場までシャトルバスが出るとの事で利用させて頂きました。
女子の姿も数人いて、この中にウルトラの人もいるのかなぁと嬉しくなります(フルマラソンも同時開催の為)
会場ではテントの中で着替え👕
天気は快晴、気温がかなり高くなるとの予報だったので、念入りに日焼け止めを塗り込みます。
ワセリンもしこたま重ね塗りしました🧖🏻♀️
号砲30分前から開会式が始まり、その後いよいよスタートの準備です。
私はウルトラの部でスピード的にも真ん中からやや後ろくらい?に整列しました。
ついに私の71kmが始まります。
Dead or Alive😇
スタート~30㎞
1周約4.9㎞(最初の1周だけ+αがある)のコース。
まずはどんな感じでアップダウンがあるのか、足元の感じはどうか、など様子見で1周目を走ります。
一応行けるところまで5:45/kmでいこうと決めていたので、その位のペースでいきました。
アップダウンは大きく分けて3ヶ所。
その他に給水の場所、トイレの場所、足元が土でボコボコしてるところ(最初グネって泣きそうだったけど、気合いで回復)を把握して1周目を通過。
通過するとセンサーで自分の名前とタイムなんかがモニターに出てくるので、ズルはできないシステムです🥺
まだ8kmくらいなのに既に暑くて、センサー後にすぐある給水給食所でスポドリと水を飲みました。
1周4.9kmのうちに2ヶ所もある給水所。
まさか3周目から全て立ち寄ることになるとは思いもしませんでした😂
それだけこの日は暑かった!
元気なうちに少しでも稼ごうと、ペースを刻みます。
20km地点で持参したアミノバイタルジェルで補給。
暑さも原因だったと思いますが、当初の想像通り食欲は全く湧かず、せっかくの給食にも手を伸ばせず…唯一何周目かに好物のグレープフルーツをとったのですが、走ってると口の中がめちゃくちゃ苦くなって危険を感じたのでそれ以降は止めました⚠️
とにかく暑くて暑くて30㎞地点位で正直ヘロヘロ😭
暑熱順化してない身体にこのままのペースは無理だと判断し、ここで作戦を変えることにしました。
30~50km
太陽も高くなってきて、日陰も少なくなってきました。
ここからの作戦は
・ペースを落とす(6:00~6:10/㎞)
・毎回給水では止まって2杯飲む
・その代わり坂でも歩かない
上り坂は陽射しもモロでとてつもなく歩きたくなったけど、その分他の人を抜かせるので魂で走りました(オーバー)
給水所に突如現れたカキ氷には命を救われました🍧
まずメロンシロップのかかった部分を吸い込み(カービィか)下の氷は首の後ろからウエアに突っ込み身体を冷やします。
あと、かけ水にも救われました🙏🏻
手に水をかけてもらい、顔を洗います。
顔面に浮き出た塩が染み込んだその水をまた摂取する、という謎のスパイラルが生まれていました()
3時間半位たったところで、微妙にお腹がグルグルし始めたような…準備していたロペミンで腸の動きを止めます💊
効果は絶大、ゴール後までお腹が痛くなる事はありませんでした。
40km地点では用意していたカフェイン入りのウィダーを摂取。
会場のあたりを走っていると、時間的にフルの部をゴールして休んでいる人達が目立ってきました。
何故私はウルトラの部を選んでしまったのか😭
しかし、50kmを前にして私に転機が訪れます。
身体は干からびているのに、水分補給でお腹が苦しく感じる為、トイレに行く事に。
和式だったので太もも前面が軽く瀕死になりながら用を済ますと、水面が茶色。
恐らく血色素尿だろう、と思いながら、如何に身体に負担がかかっているかを実感しました。
トイレ後、お腹の圧迫感がなくなり、カフェインも効いてきたのか少し脚が動くようになってきます。
相変わらず陽射しは強いままですが、風が出てきた事により、体感的に少し楽に感じるようになってもきていました。
残り約20㎞、あとちょっと😤←感覚マヒ
50~65km
暑い。
この頃には71kmの部と同時スタートだったフルの人達が減ってきていて、ランナーの数も疎らになってきています。
コース沿いの公園にいたママさんが「この人達いつまで走らなきゃならないの」と言ってました😂
ゴールするまでです(ニチャァ)←キモ
51、2km地点でXの相互フォローさんが応援してくれていて、カフェイン200mg並の力が湧きました💪
この頃には、ほぼ全ての濃い色ウエアランナーの背中は一面塩だらけ🧂
かくいう私も、水浴びの度に肩がジャリジャリでした。
あと、恐らくここら辺で足の両親指の爪が逝ってます⚰️
毎回止まって給水をした後、走り出すのが超辛かった😭(これが1番頭に残ってる)
50kmからは10㎞毎にアミノバイタルジェルを摂りました。
この時間帯で海苔巻きとか食べてる人の胃腸が信じられない🧟♀️
慣性の法則で脚を動かして何回目かの会場に着くと『14周目 飛井』のモニター文字が目に入る。
あと1周!
ちょっと寂しい🥺←感覚マヒ
65~71㎞ゴール
塩顔好きな私飛井ですが、この頃には全てのランナーが塩顔だったと思われます(塩化ナトリウム的な意味で)
ラスト1周では応援してくれている方や、エイドにいる方、コースの誘導をしてくれている方全てにお礼を言いながらウイニングランをしました🏃🏻♀️
何度も言いますが、相当な暑さでした。
そんな中レースを支えて下さって本当にありがたい🙏🏻
1周目でグネった土ゾーンも、今では懐かしい思い出。
今回も私のお眼鏡にかなうイケメンは見当たらなかったな。
給水の豆乳、人気なくて可哀想だった…
脚攣らなくて助かったー!
ゴール前、トラックに入ってからは笑顔が止まりませんでした🥳
I’m Alive───
ゴール後脚がカクカクシカシカしていたら、何と年代別で3位入賞とのこと😳
女子は参加人数が少ないので、こういうラッキーが起こるのですね。
ちと71km後の脚には米がしんどかったですが、嬉しいお土産になりました🥳
これは参加賞👇🏻
着替えでテントに入って、肩の黒さに絶望したのも良い思い出🤦🏻♀️(ワンチャン汚れであってくれ、と思っていたものの見事に日焼け)
帰りもシャトルバスを利用し、電車で何とか帰宅しました。
その日は食欲も湧かず、とりあえず水分を意識してとるようにはしていましたが、翌日の昼過ぎまで尿は茶色でした😱(その後だんだん薄くなっていった)
こんな感じで私の初チャレンジ『彩湖71㎞ウルトラマラソン』は幕を閉じました。
今回の71㎞の部は完走率52%と、例年より厳しいレースだったようです。
最後は埼玉県民にはお馴染みのこのセリフで締めたいと思います。
彩湖サイコー🥳
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?