38日間にわたる長い2月議会が今日終了

私は予算に対する反対討論を行いました。
予算は134万人の暮らしを支えるものになっておらず、大型公共事業に際限なく予算をつぎ込んでいます。
特に再開発においては、学校施設まで取り込んで、子どもの権利も発達の保障も全く無視したものになっています。
市長は“「住みやすい」「住み続けたい」と思えるまちづくりを着実に推進してきた”と言いますが、高い水道料金、下水道整備の遅れ、「投票に行きたくても行けない地域」「小学生が全額保護者負担でバス通学をしなればならない地域」
これらの問題を放置し、大きな「行政区間格差」を生み出した、いびつなまちづくりであったことは明らかです。
党市議団は、市民が納めた税金は、市民の暮らしや営業に、いのちと人権を守るための医療、福祉、教育こそ最優先とする予算に切り替えることを、強く求めました。
開発に熱中し、コロナと物価高騰で痛み切った市民の暮らしを顧みない予算は、立憲・自民・公明等の賛成多数で可決となりました。
ここまで暮らしが追いつめられた市民にとって、さらに厳しい1年の始まりです。