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ジンのD-Dayに寄せて
今日はソクジンのD-Day。彼を待っている間に、待っている人みんなが1年半ぶん年をとったというのが感慨深い。長いようで、The Astronaut からもうそれだけの時間が経ったなんて早すぎる…とも思う。
以下にこれまでのジンに対するつぶやき、心の叫びをまとめました。
ジン(BTS)ってWWHをネタにすることで却って正面からハンサムを引き受けないことに成功してる。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) January 27, 2022
それだけでなく、ハンサム役を一手に引き受けることでテテ(やググ)、ひいてはメンバーみんながイヤな感じ(イヤミな感じ)にならないことに貢献している。怖ろしいほどのバランス感覚。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) February 13, 2022
メッセージという言葉に抵抗がある。誰かに届くことが初めから想定されているみたいで。誰かに届くことは願いとしてはあっても、それは自分に言い聞かせる行為の拡張としてでしかない。(この話がいちばん伝わるのはバンタンメンバーでは間違いなくジンだ。)
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) June 12, 2022
このツイートの意味がわかる人は大人のジンペンすぎる。Abyss。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) June 12, 2022
Jin Demo Ver の Epiphany、めちゃいいんだが。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) June 15, 2022
RT #推しの文化論 の中でバンタン会食の中のジンについて(少し感情的に)話した内容の書き起こし(大意) です。ジンがチームにただいることの意味って言及されないことが多いと感じていたので。 pic.twitter.com/xrtU8wduVu
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) June 29, 2022
以下のジンペンさんのコメントに深く頷いています。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) June 29, 2022
>ジンペンです。おっしゃるように暗い闇を抱えているのですが、最終的にジン=赤塚不二夫説をとっています。「これでいいのだ」という肯定と諦観があるように見えます。
このジンペンさんのコメントの赤塚不二夫説。もしピンとこないかた、もう少し深いニュアンスを知りたい方は僭越ながらこちらを読んでいただければ。孤独と「これでいいのだ」のやさしさは繋がっています。https://t.co/SsI6i69HWq
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) June 29, 2022
ジンのVlog、番組としての完成度がやたら高い。気遣いと積極性が同居していて、人の話を聞いてユーモアで返すときの頭の回転の速さに惚れ惚れする。そして全てにかわいらしさが付随している。人としての魅力とタレント性の高さがすごかった。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) August 14, 2022
JINの問答、二面性のあるクールさがいい。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 3, 2022
Q.過去、現在、未来の中で一番大事なのは?
A.現在。未来は未来の僕がなんとかするだろう。
Q.過去と現在で変わった?
かなり変わった。以前は否定的なことを考えるのに忙しかった。今は良いことも悪いことも軽く考える。それでこそ今が幸せ。
Q.運命を信じる?
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 3, 2022
A.信じるが、努力と選択によってそれは変わる。
Q.気を遣うタイプ?遣われるタイプ?
A.どちらでもない。自分で自分の面倒を見るのが楽。
ほかにも、
完全な休息とは時間を無駄に過ごして穏やかに過
ごすこと。
とか
JINの良さはあんがいわかりにくいのでいちど知ってしまった人たちは大変ですよね。BTSの二面性のあるメッセージを担ってきたのはRMとSUGAだけど、実際に二面性を体現してしまってるのはJINではないかと。月の表と裏。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 3, 2022
BTSのもっとも年上メンバーであるJINは、人生の階段を大切にしながらも、執着を持たずに生きることを努めて意識している人です。動画を観ていると、よく「嫌なことはすぐに忘れるようにする」「良いことも悪いことも軽く考える」というようなことを言っています。彼は何も考えていないようで、考えないことをあえて選ぶという強さを持ち合わせている。もちろん悩むこともあるけれど、その姿は「BTSのJIN」としてはファンに見せなくていい、とも話している。デビュー当時はたびたび涙を見せていた彼が、弱さを見せずに明るさばかりを振りまくようになったのはその覚悟のあらわれです。
JINのこのような姿勢が、詩の中にある「どの地にも故郷に抱くような執着をもってはならない」という言葉にリンクします。執着を身にまとわないことが、私たちの人生における「呼び声」を聞き分けるために必要なのだということを、彼は知っているのでしょう。
BTSというチームは表現者の集まりで、メンバーそれぞれが別の表現を持っていることが魅力です。しかし、チームに表現者しかいないと行き詰まります。JINはBTSのボーカルとしてれっきとした表現者ではあるものの、同時に、生活者の視線のようなものを持っている。彼はその繊細で冷静な目線で、物事をあるがままに受け取ってきました。
チームが表現者だけだと、その表現が聞く人の生活や感情に根づきにくい。JINの生活者の目線があるからこそ、チームとしてのメッセージに説得力が出るし、表現に広がりや深みが増す。ここにBTSの大きな魅力があります。また、「そんなに深刻にならなくてもいい」という考え方を持った人が、しかも、温かい愛情を秘めたユーモアあふれる人が、年長者を敬う韓国社会において「チームの長男」だったことは、大きなプラスだろうと思います。
(東洋経済ONLINE/詩集『愛しなさい、一度も傷ついたことがないかのように』に寄せて)
まずヒョンラの記事
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 7, 2022
JIN 執着を持たない人
SUGA アンビバレントな人
RM 「存在の言語」に惹かれる人
J-HOPE 日々に驚きと喜びを見出す人https://t.co/W4CLTixXer
ジンはやさしい。ユーモアと自制心のバランス。その奥の方で、心が微かにふるふると震えているのが見える。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) October 20, 2022
素晴らしい記事。JINの知性がちゃんと表現されている。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 15, 2022
〉JINは他の人たちが見ていなくても赤信号で道を渡らない人だ。しかし前後の脈絡から見るに、そのような行動は、盲目的な社会ルールへの服従ではなく、むしろ「善」が合理的だと考えた結果として出てきたようだ。https://t.co/GyuACCij9C
人の声を聞くというのは、ほんらいこういうことなんだろうなと思った瞬間。あとは最後のジンへの電話…! ジンとバンタンへの愛で終わることができて、最高でしたね。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) November 30, 2022
ジンのボウズ姿がどんなにステキでも、なぜボウズにならなくてはならないのかというそもそもの暴力性に対する強烈な違和感はいっときも忘れない。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) December 11, 2022
この日のジンのvlog大好きなんだけどちょうど10年前なんだね。 https://t.co/zsSrpG9qau
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) January 12, 2023
今夜も過去のエピソード見てたけど、ジンはゲームしてるときとかライブの前におにぎり食べてるときとか、いま別にかっこよくなくていいのにというときに無駄にカッコいいという、カッコよさが余っているという現象が多々見られる。
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) January 28, 2023
ジンがMoonなのって、敢えて明るい側しか見せないジンの気質のメタファーですよね。月は自転周期と公転周期が同じだから常に同じ面(太陽に照らされた明るい面の側)しか見せないから。(これ本人がどこかで言ったりしてるんだろうか。)
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) February 21, 2023
今日のシュチタでわかったこと
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) June 10, 2023
2018年の苦しみのまん中にジンがいたこと、ユンギはソクジンの前ではツンデレではなくデレデレの可能性があること、生歌へのこだわりが会社やスタッフではなくメンバー(ラプラ)発信であるところがいかにもバンタンらしいことなど。
BTSにはソウル出身者はいないと言われるけど、言ってもジンとナムジュンはほぼソウルだよねと思っていた(note記事参照https://t.co/dmMcLPVrcL )が「私の解放日誌」を見ると京畿道出身者とソウル出身者の間にこれほどに意識の隔たりがあったのかと驚かされる。卵の黄身がソウル、白身が京畿道。 pic.twitter.com/qPLPLmuI7G
— 鳥羽和久 KAZUHISA TOBA (@tobatoppers) January 8, 2024
ソクジンのこれからの活動をますます楽しみにしています。
拙著『推しの文化論』(晶文社)の中でも、ジンのことにいろいろ触れています。
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