ルックバック見てきた
7/3にルックバックという映画を見てきた。
私はもともと藤本タツキ先生のファンで、チェンソーマンを始めファイアパンチや短編集など藤本タツキ関連の漫画は全て読んでいる。
ルックバックは藤本タツキ先生にハマるきっかけになった作品なので映画化は物凄く楽しみだった。
以下ネタバレ感想
とはいえ、映画化すると言っても割と静かに物語が進んでいくため、普段アクション映画しか見ない私にとっては退屈にならないか心配だった。
その心配は映画が始まって5分で杞憂だと気づかされる。
作中に出てくる4コマ漫画を映像にするシーンでこの映画の凄さに気付かされた。
また、漫画の1ページで表していたようなキャラの感情を効果音や間の取り方で上手く視聴者に伝えていた。
60分という映画の中では短いが、それがむしろ見やすくなっていて60分で泣けるシーンや笑えるシーンが収まっていてよくできた映画だと思った。
藤本タツキ先生のキャラクターって本当いいキャラしてるよね。
特に藤野は漫画を描くことはずっと前に辞めてるのに、京本に褒められた途端「漫画の賞に出す話を考えてる」っていう嘘をついて、雨の中踊りながら帰ってびしょ濡れで漫画を描くシーンからは藤野の「見栄っ張り」や「すぐ調子に乗る」などの性格が伝わった。
心の声なしに描写のみでキャラクターの心情が分かりやすく伝わるのは、もともとタツキ先生のキャラクターを作るのが上手いのもあるけど、映画監督さんの力量のおかげでもあるよね。
つまりどっちも最高。
背景も美しかったな。
部屋から見える窓の外の景色を通して四季を感じられて時間の経過が分かりやすかったし、部屋の中から見えるっていうのがエモかったね。
一回だとまだまだ細かいところまでは見えなかったから、配信で見れるようになったときにもう一度細かく見たい。
配信で見れるときっていつだろう・・・。もう一回映画見に行こうかな(笑)
作中に出てくるシャークキックの表紙がチェンソーマンだったり、さよなら梨絵の爆破オチなど随所にタツキネタが含まれていてファンからすれば気付いたときは嬉しかった。
あと京本の笑顔がかわいかったなぁ。
結論: ルックバックは原作の構成も最高に天才的だし、演出も神がかってたから神映画だった!!!!!
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