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排泄予測機器について。

今日はこんなニュースに目がとまりました。

まず排泄予測機器、というキーワードが初耳だったので興味がわきました。

いやはや、保険対象になるという事は結構前から活用されてきて効果の実証が得られたからだと思うのですが、すごいなぁ、もうこんな時代なんだ、と思いました。

そこで疑問です。

どうやって予測するの??

まずは膀胱内にセンサーとか入れるのかな?とか思いましたが、それだと利用する際の負担が大きいから難しいか。
費用も高くなりそうだし・・・いやいや、だから保険適用して自己負担少なく利用できるようになるのかなぁ、なんて想像しましたが、ぱっとしたイメージがつかなかったので記事の中で紹介されていた「DFree」というのを調べてみました。

すごいですね、ウェアラブル端末だったんですね。
下腹部に装着するみたいですので簡単ですね。その割に色々データが取れるみたいで活用方法は広がりそうです。

そっかぁ、これからはこんな感じで端末を身体につけてケアを受ける、という事もスタンダードになっていく可能性があるんですよね。

僕もランニングやウォーキングをし始めてから、歩行距離や脈拍など計測してみたくなったので、Garminの腕時計を買って今は普通に装着しています。

もともと腕時計は付けていると違和感があったので敬遠してたのですが、目的があって付ける端末はそこまで気にならないし、自分のデータが見れるのは楽しいです。

似たような感じでこういった予測機器や測定機器は今後はいろいろ出てきて便利になるかもですね。

認知症になると取り扱いも難しくなるでしょうが、しっかり違和感なく装着できるものなら、スマホやパソコンを活用して遠隔地からのデータ収集や、たとえばこの排泄予測なら、電話とかで『そろそろトイレいってみない?』みたいな声かけも出来てうまくいったりいかなかったりがありそうですね。

行動が予測できるケアって、それはそれで難しさはあるかもしれませんが、そこに飛び込んで実践しない限りは見えてくるものも見えないままなので、もし活用する機会があればいろいろ経験してみたいな、と思いました。

今後は在宅ケアでもそういう装備を活用して生活されているケースも増えるでしょうから、こういう最新機器の情報については知っておいて損はないよなぁ、と思いました。

ただ、予測はして尿量もたまってたとして、本人が感覚的にそれを感じ取れてない場合の対応については、いまの認知症対応や高齢者対応の基本と同じで、本人と思いに寄り添った対応は必要と思いました。
客観的データが示されるわけですから、それを根拠に否定的な対応をしてしまう職員が出そうなので、我々の仕事はそうではなく、そういうデータを活用しつつ、本人の思いや尊厳を守った上で適切に対応する必要があることを示しておく必要も一方であるのかな、と思いました。

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