洗い流さないトリートメントについて

🔲インバストリートメント(洗い流すタイプ)

・内部補修を目的としたトリートメント

🔲アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)

・ドライヤーやヘアアイロンの熱から守る成分や熱を利用して毛髪に吸着する補修成分が配合されている
・濡れた状態でドライヤーをるとキューティクルが少し開いているのでキューティクル同士が擦れダメージを負ってしまう、滑りを良くすることでドライヤー時の摩擦から髪を守る
・紫外線や酸化ダメージから髪を守る
・保湿して髪のパサつきを抑え、髪を絡まりにくくしたりして、髪を扱いやすくする
・髪の毛や肌は空気中の水分を受けてうるおいを保つが、空気中に水分が少なくなる冬は十分に水分を補給できないので乾燥する。
・蓋をして蒸発して乾燥するのを防ぐ

オイルタイプ

特徴
・髪質を問わず使える
・髪に艶を与える
・水分を保持し潤いを保ち髪を補修する
・コーティング力がありドライヤやヘアアイロンからの熱から守る⚠️耐熱性の高いものを使う
・ブラッシングの摩擦から守る

●成分

✔︎植物性
低刺激で毛穴につまらない
椿油: オレイン酸という保湿力が高い成分が、オリーブオイルよりも多く含まれおり、殺菌作用のあるサポニンや保湿作用のあるテオフィリンが含まれていて、質感もやや重めのため、広がりやすい髪、くせで膨らみやすい髪のケアに利用される
アルガンオイル: アンチエイジング効果があるオレイン酸とビタミンEが多く含まれている。
保湿成分や細胞を活性化させ、枝毛などのダメージを修復し、髪の毛の状態を改善させる。
ビタミンEの含有量が、オリーブオイルよりも多い
ホホバオイル: 皮膚や髪への浸透力が高く、べたつかずに使え、肌や髪から水分の蒸発を防ぎ、保護するバリア機能を持っている。
ワックスエステルや17種のアミノ酸等の人間の肌や髪に近い成分を多く含む。
ココナッツオイル: 髪に艶とうるおいを与え、薄毛を予防する。酸化しにくい
オリーブオイル:白髪に悪影響をおよぼす活性酸素を除去するビタミンE,オレイン酸、ポリフェノールが豊富に含まれています。ビタミンEが豊富で皮膚の保護にも役立ちます。
セサミオイル: ビタミン、ミネラルを豊富に含み、頭皮の新陳代謝を促し、地肌を健康にする。
やわらかな地肌へと導き、育毛効果が期待できます。インドの伝統医学では、髪、頭皮の健康に欠かせない優れたオイルだと認められています。
バオバブオイル:乾燥から髪を守り、傷んだ髪を補修する
アボガドオイル: ビタミンEなどの美容成分を多く含み、日焼け防止効果もあります。
酸化しにくく保存期間が長く、しっとりと濃厚なので秋から冬場にかけてのヘアケアに適しています。

✔︎動物性
人の皮脂に近いので馴染みやすい
馬油: 人間の皮脂に近い性質を持ち。頭皮のマッサージに使うと血行促進効果があり、血流を促し新陳代謝が上がる。顔に塗れば肌が明るくなったり、シミを予防することもあります。艶やかに仕上がるため、ヘアケアに利用されることも多い。
スクワラン: 人間の皮脂の中にも同じ成分(これは,スクワレンという) が 10%ほど存在していて皮膚や髪への浸透性,湿潤性がとても優れています。
エミュー: 保湿性や頭皮への浸透力が高く、髪の毛のパサつきやフケを抑える。エミューオイルを使用することで、頭皮の皮脂詰まりの改善や頭皮への栄養補給もおこなえ、抜け毛予防や増毛にも効果的。

✔︎鉱物製
使用後のツヤ感と手触りがいい
・ワセリン: 肌や髪への浸透性はないため、髪にしっかり残って指通りを良くしたり、ツヤを出す。多くの商品がシリコンを含有させてダメージでザラザラした髪に更なる外的な刺激、ダメージから保護してくれるものになっています。

✔︎油焼け
・不純物が多い

ミルクタイプ

・補修効果がありカラーパーマなどで傷んだ髪におすすめ
・保湿効果あり
・パサつき、広がり、枝毛を修復する

クリームタイプ

・補修を行いつつコーティングする
・保湿効果が高く水分と油分を補え水を弾く硬い髪におすすめ
・外気に触れて乾燥した髪に潤いを与えてパサつきをカバーする

●成分
レアオイル(アルガンオイル、シアバター、マカデミアナッツオイル、アマニシードオイル、サジ―オイル):保湿効果が非常に高い
ラクトン: 熱を与えたときに効果を発揮し、髪のパサつきに効果がある
高級脂肪酸: 髪のなめらかさには欠かせない成分で、熱に強いので溶けにくい。成分が髪から溶け出し、肌の弱い方が肌ダメージを起こすことが少なくなります。
シリコン油: 枝毛などのダメージを補修し、1本1本髪をコーティングしてハリを持たせる。
ヘアスタイルをキープする。
湿潤剤: 髪の広がりを抑えたり、パーマのうねりをキレイに出する。まとめ髪には欠かせない成分。
コラーゲン: 肌や髪は大半がアミノ酸で構成されているので、どちらにも整えることやダメージを改善することに役立てられるようです。潤いを保持する性質も、傷んだ髪には効果的であるといわれています。
ビタミン:

ミストタイプ

・熱から守る働きは弱い
・髪が絡まりやすい、猫っ毛におすすめ

ジェルタイプ

・油分が多いものはシリコンやポリマーが多く配合されており、強力なコーティング効果を発揮し、被膜を作って高い保湿力で潤いを閉じ込める
・水分が多いものは髪に潤いを与え、艶のあるしっとりとしたやわらかい髪にする

🔲違うタイプとの併用は?

・効果が一貫しているのでブランドは統一する

🔲使い方

ヘアクリーム

・タオルで水分を拭き取り、毛先、内側、外側の順につけドライヤーで乾かす
・量は男ならパール1個分
・髪が濡れているキューティクルが開いた状態で適量を使う
・髪のダメージは毛先から広がるので毛先からつける
✔︎タイミング
●朝のスタイリング
・ヘアクリームをつけてドライヤーで髪を乾かす
●風呂上り
・タオルで水気を取りヘアクリームをつけ、ドライヤー後にもつける

ヘアオイル

1.タオルで髪の水分を拭き取りブラシで髪をとかす
2.3滴ほど掌に出して両手でこすり手に馴染ませる(指の間で馴染ませる)
3.毛先と髪の内側につけて(内側から手ぐしでとかす)外側につけて余ったオイルは毛先につける
4.ドライヤーで乾かす
✔︎タイミング
●ドライヤー後(ドライヤー前とドライヤー後にやる)
・髪に艶を与え外部の刺激から守る
●朝のスタイリング時
・ヘアオイルをつけてドライヤーで乾かしてからヘアオイルを使い、ワックスをつけてドライヤーを使う

ヘアクリームとヘアオイルを併用する場合

・重ね付けをするとベタベタになりすぎる
・オイル→クリームの順につけると水と油なのではじく
・シャワー後にタオルで水気を拭き取りミルク→オイルの順で付けて乾かす

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