おん

23歳無職。HSPと生きづらさとアルコールの狭間で。

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    自分のための投稿記。まだ誰のためでもない。

最近の記事

あの頃「私たち生きてるだけで偉いよね!」と言ってくれた友人が憎かった話。

それは大学2年生の秋。 その頃は、「コウペンちゃん」というなんでも肯定してくれるコウテイペンギンをモチーフにしたキャラクターが流行っていて、キャラクターグッズを持って友達同士で肯定しあったり、スタンプを送り合って肯定しあったりするのが、ごくごく日常だった。 それは、勉強にバイトにサークル活動に毎日忙殺されている私の友人グループでの励ましあいとして十分機能していたし、このキャラクターを推しているという一体感の礎としても機能していたように思う。 その頃の私と言えば、本当に、言

    • 街中で飲む、それぞれに生きているということ。

      よく街中の隅で、ひっそりと飲む。コンビニで買った缶チューハイを、ちびちびと、また時には煽るように。 これといって話題があるわけでもない友人が、同じように隣にいる。 あの日の一杯、もとい一缶のうまさは値段には代えられない忘れられないものになった。 初めはただ安いからという理由で公園や街中で飲むようになった。コンビニや、スーパーでお気に入りのグッと酔える缶チューハイと立ちながらつまめるという観点で選んだお菓子を買う。 それは小さな2次会であることもあれば、それこそが1次会であ

      • スウェットショップ?知ってください、「We have a dream.」

           この記事は「マ―ティン・ルーサー・キング」の「I have a dream.」をオマージュして作成したものです。要所で、わたしが伝えたいことに即した文章に改変しています。また、文中で「子どもの権利条約ー第32条」を一部引用しています。  ここで取りあげた子どもが働かされているという現状は、記事にあげたいくつかの国に限らず、アジアを中心とした多くの国で起こっています。また、不当な環境で働かされているのは子どもだけでもありません。  より多くの人が、より良い世界を

        • わたしのnote

           わたしってば3投稿目にして、既にどう読まれるかが気になっているらしい。手が進まない。書いては(こうじゃない…)と消し、また1からトピックを変更し、と進んでいない。  これは、わたしのnote。  有益なライフハックを載せられるわけでも、心を射止めるような芸術を公開するのでもない。  だけど、わたしのnote。  誰かに向けて届け、と書く投稿ではなくて、わたしが私として発表したい事、文章にして落ち着きたい事を書く場所。  書こうとして下書きに保存した「できない時期の

        あの頃「私たち生きてるだけで偉いよね!」と言ってくれた友人が憎かった話。

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          3本

        記事

          好きだった人とそれ以外の「恋」

           わたしは女の子のことも男の子のことも好きになる、ほぼ等しく。「好き」の差については未だにわかっていないし、このことを性的嗜好というならそうなのかもしれないな、と思う。  たった一つのちがいは今まで私がそれを「恋」と呼んだか、どうか。今ほど性的嗜好について自分が情報を持っていたわけでもなく、また公な話でもなかったので、わたしは周りの友人同様に「男の子を好きになったら恋」と認識した。好きな男の子ができた、と思いながらもっと好きな女の子と一緒に下校したりした。  けれど、「恋」と

          好きだった人とそれ以外の「恋」

          何ものかに

           何ものかになりたくて投稿する。  いま、わたしは何ものかになりたい。小さいころからずっと何ものかになりたくて、いつか何ものかに勝手になれると思っていた。いま、わたしは21歳。何ものでもないし、何ものかになる予定もまだない。  何ものかになるために文章を選んだのは、この間まで自分は文章の力で何ものかになろうと、なれると思っていたから。現在、自分には叶わぬ夢かと思いながら、どこかで信じてもいる。それに、文章を書く以外の才(っていっても大したものではなくて、)以外の才に悉く欠け

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