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歳をとると、時間は早く過ぎるという勘違い

歳とってから、時間が経つのって早いよねって

いつからか誰もが言い出す。


歳をとると、人生の相対的に感じる時間が短くなるからだとか

刺激が少なくなるからだとか


よく言われるし、私も実際、年々早くなるなぁと感じていたし、友人とも話してた。

でも、子どもの頃の私って、あぁもう一年だ…とか、2月が終わったなぁとか、考えてただろうか?

なんていうか、時間を少し引いて見ていただろうか?

おそらく、そこまでスケジュールを考えてなくて、目の前の日々をただ過ごしていたんじゃないかと思う。

つまり、時間というものをあんまり意識して生活していなかったように感じる。

1日、とか1週間、1ヶ月とか。

私が時間に向き合う時って、

あぁ、もう休みが終わるな、とか

もうすぐで休みだ、とか、オンとオフの切り替えを意識した時のような気もする。

まぁでも、
ある休日、私は時間が早く過ぎるのは、歳をとったからではないように感じた事があった。

たった3時間くらいを、とても長く感じた。


それも、つらいからではなくて、心地よく、とてもゆるやかな時間だった。

心はゆったりとしていて


暖かく明るい光が差し込んでいて、それはとても好きな明かりで

その中で、ソファでゆったりと、夫とふたりでもたれながらドラマを観て

眠くなったから寝て、

マンガを読んで、読み終わって背伸びして、
ああ、まだ明るい…

と過ごした3時間。

日々を過ごしていれば、生活の中で3時間なんてあっという間に過ぎてしまうのに


まるで1日中日向ぼっこしていたかのように感じられた。

とても、充実した時間だった。


それは何でだろう?

たぶん、何をしてた訳でもなかったからだ。

人は、もしかしたら、何かをやる事に文字通り
『時間を取られる』んじゃないかと思う。

仕事、家事、調べ物、手続き、お付き合い

などに時間を取られている。

なんの時間を取られているのか…

たぶんそれは、自分自身を過ごす時間だと思う。


リラックスして
好きなことを自分のペースでする。

何かのためにやるのではなくて

心地良いからやる。



自分の趣味だって、お金のためにやってた時は、なんだか幸せとは違った。


もちろん、好きな事をしてお金になると言うのは喜ばしい事だけど

責任を感じたり、ある種の緊張感を持ってする。

だから、私の場合は、心地よい時間とは違ったみたいだ。


私にとって

なんの利益も生み出さない、でも、すきなこと。

私で言えば、

明るい光のなか、暖かく心地よい部屋で
マンガを読んだり、ドラマを見たり、音楽を聴く。
暖かいお茶を飲む。

それで、充分。

その時間が、友達とおしゃべりしたり、飲んで騒ぐ時間の人もいれば、

高級スイーツを味わって食べる人もいるだろうし

あるいは、ストイックにジムで鍛えたり、走り込んだりしてる時って人もいるかもしれない。

それと。

頭で抱えてるものは、少ない方がいい。

私はずっと、仕事を辞めると決まるまで

朝も昼も夜も、平日も休日も、常に、頭の中に、辞めたいと言う気持ちがあった。

心に浮かんだもの、欲しいもの、やりたい事、やりたくない事を無視することがとても苦手で

結婚前は好きなように色々していたけど

結婚後は、お金のこともあるし、2人の問題だし、好き勝手には出来なかった


それでも、やりたくない事を無理矢理やる、しかも続ける、という事を

割とはじめてちゃんと←やって

終わりの見えない毎日毎日が
とても長く、重く、

なのに1日も1週間も
気づけば一瞬で過ぎていった。

なんて言うか、生きてる、毎日を過ごしてる、っていう実感もないまま、

スルスルと抜け落ちていくように毎日が過ぎていた。



そのまま4年近くを過ごして、それでもやっぱり辞めたいという気持ちを無視できなくて、辞めさせてもらった。

でも、その間に準備ができたし、いまは勢いだけでやめなくて良かったと思っている。


話は戻るが、頭の中にずっと引っかかっているものがあると、やっぱりちゃんとリラックス出来ない。


自分自身の時間を過ごすには、
自分に正直に、自分を大切にしてあげることが大切なんだと思う。


わたしの好きなことは何だろう?

カッコよくなくても

お金にならなくても

映えなくても

モテなくても


わたしだけが知ってる、本当に自分が幸せを感じる瞬間。


たまには、やらなきゃいけない事をちょっと休憩して、自分時間を過ごしてみると、結構幸せ感じちゃうかもな。


この週末は、そんな好きなことを楽しんで、過ごせたら良いなぁ〜と思います(*^^*)♪

ではまた〜\\\\٩( 'ω' )و ////


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