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3歳双子、発熱からのコロナ陽性。7日間の隔離生活の記録。

恐れていたことが起きた。
3歳双子のうち息子だけがコロナ陽性となった。(現在は完全復活)

これまで保育園が休園になったり、休園にならずとも関係者から陽性者が出たことはあったので、感染が身近のものではありましたが、まさか!うちの子が陽性になるとは思いもしませんでした。

幸い重症化せず、7日間の隔離生活も割と不自由なく過ごせました。感染と一概に言っても症状の重症度や住んでいる地域で市や保健所の対応も変わってくるかと思いますので、参考程度にして頂ければと思います。


1、双子が順番に発熱。内科受診〜PCRまで

ある日のお迎え時に先生から「〇〇ちゃん、少し寒がっていて、お熱も37.3度あるんです」と報告がありました。
娘を見るとぶるぶると震え、涙目になり、元気がありませんでした。

普段のお熱では割と元気なことが多いのですが、「これは熱があがってくるやつ」と覚悟を決めました。案の定帰宅後ぐったりして夕飯もいらないと寝てしまいました。

21時には39度近くまで熱が上がる。

翌日、娘のみ内科を受診します。PCRの希望を事前にWEB問診で伝えていたこと、熱や鼻咳の症状があったことからPCRを行なっている病院への紹介状を書いてもらえることとなりました。PCRの予約は自身で行なう必要があります。都市部に住んでいるため感染者が多く、PCRも混んでおり4日後の予約しか取れませんでした。

その日の夜、熱は37度まで下がりだいぶ元気になり、一安心したもの束の間、息子の様子がおかしい。さっきまで2人で部屋中を駆け回っていて疲れたかな?いや目が虚だ。まさか!

続いて息子の発熱。(39.9度)

(うちの双子はだいたい一日違いで症状が出てきます。なので、二日連続受診をしなくてはならない事も珍しくありません。)

息子は一度熱性痙攣を起こしているので、高熱の際は迷わずカコナールを使います。前日に続き翌日も内科を受診します。

娘がすでにPCRを予約していたので、同時刻に息子も予約が取れる。

週明け予約していたPCRに向かいます。
紹介状があるため、保険が適応されました。
以前私が同じ病院のPCRを自費で受けたことがあるのですが、その時は3万以上しました。

その日の夜に結果が出るということなので、気長に連絡を待ちました。

突然、私のスマホに厚生労働省からメールが入る。え?電話連絡来てないけどこれって?

『厚生労働省新型コロナ感染者等情報管理システム』となるものがまず送られてきました。その後PCRをした病院から電話があり陽性が確定しました。陽性者はなぜか息子だけでした。2人とも陽性、いや家族全員陽性だろうと思っていたので、今でも不思議です。

やっぱりかー。なってしまったかー。娘が発熱した時点で覚悟はしていたので衝撃はありませんでしたが、夫はショックを受けていました。妻としては冷たいですが「今更?」と思いました。

発熱からPCRまで4日経っていたことから双子はすっかり元気になっており、これから7日間の日々を想像して少し憂鬱になる。

2、夫婦も自宅待機、発熱、PCR

息子のPCR陽性が判明した翌日、私たち親の体調が悪くなりました。悪いと言っても微熱・鼻咳の症状のみで子供の風邪がうつった程度でした。

内科のWEB問診の登録→内科からTEL→濃厚接触者のため直接診察は出来ない、WEB診察→PCRの予約という流れでした。タイミング良く空きがあったので、診察の翌日にPCRを受けることができましたが、なぜか2人とも陰性。

家から出てはいけないという状況下、内科はWEBで受診できたのですが、問題は薬の受け取りでした。自身で薬局を探して欲しいということでした。何件か問い合わせをしたのですが、新規であったため断られてしまいました。最後の1件、昔利用したことのある割と規模の大きい調剤薬局で受け付けてもらい事なきを得ました。
ちなみに病院での診察代や薬代、郵送代は後払いでオッケイでした。

3、自宅待機の始まり。PCR検査後はスマホが手放せない。

陽性が判明する前も病院にいったりPCRに行ったりと忙しかったのですが、

陽性判明後は各所連絡・アプリ入力・ネットショッピングとスマホをずっと操作していた。

子供体調不良→保育園に連絡
子供の陽性判明→保育園・会社・親に連絡
       →陽性者の管理アプリに毎日入力
親のオンライン診察、調剤薬局との連絡
親のPCR後→保育園・会社に連絡

食料品をネットスーパーで注文、置き配
オムツなどネットで注文、置き配
薬を配達してもらう、置き配
出前館頼む、置き配
市からの支援物資が大量に来る、置き配
タイミング良くDWEが来る、置き配

毎日、チャイムが鳴り、荷物と段ボールを片付ける日々でした。

私の住んでいる都市では感染者が多く、
軽症者は保健所からの連絡は一切なく、陽性が伝えられた際に、SOSのフリーダイヤルを言われただけです。

軽症だったので連絡なしでも問題はありませんでしたが、重症化した場合は不安で孤独であったに違いありません。

4、コロナはすぐそこに。感染しても慌てない、今からできること。

感染しないように気をつけていても感染してしまう。目に見えないウイルスとの戦いは終わりがありません。

コロナ禍以前も手足口病・RSウイルス・ヘンパンギーナと感染症と戦ってきました。それら感染症との大きな違いは行動をかなり制限されるという点です。全て在宅で対応しなくてはなりません。慣れていれば全く問題はありませんが、発熱時に一から調べ登録し、無理があります。

急な発熱・陽性判定が出ても困らない備えをしよう!

①発熱に対応する備蓄をしておく
 (薬・体温計・冷えピタ・水分・ゼリー等)

②食料品調達の手段を確認しておく
 (ネットスーパー・家族に頼む・ウーバー等)

③日用品はストックを持つ
 (ペーパー類・ナプキン・洗剤・ゴミ袋等)

市からの支援がある都市でもすぐに届くとは限りません。我が市では2日後に宅急便で届きました。当初は委託している事業所の方が直接届けてくれる予定でしたが、手が足りなかったのでしょう。
内容は食料品・日用品・子供のオムツ・子供の絵本、ワーク等 充実した内容でした。

③WEB診察可能なクリニックを探す・一度受診しておく(発熱外来があるところ)

④配達対応をしてくれる調剤薬局を一度利用しておく

⑤コロナ関係の連絡先を調べておく
 ベットから動けなくなることを想定して。


2歳からのマスク推奨の善悪が話題になっていますが、我が3歳双子もついに保育園でマスクを着用するようになりました。

150名程が在籍する保育園です。
異年齢保育が導入されています。
働く保護者のためにうつさない。うつらない。
園でも家庭でも必死になって対応しています。
マスクがその役に立つなら、付けることに反対はありません。
ただしこんな生活数年間の我慢でいいですか?


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