久しぶりに外の世界へ
彼と別れてから3度目の週末。
1人で家に篭っていると彼のことばかり考えてしまうので、友人を誘って出掛けた。
社会人の友達づくり、いわゆる「社会人サークル」というものだ。
会場は何十人もの人がいて、少し気後れしながらも飲み会を楽しんだ。
こうして誰かといる時には食事をとれるので、そこは良い点だったかもしれない。(別れてから3週間、3日に1回パンをかじるほどの生活だった)
飲み会には20〜40代と、幅広い年代が集まっていた。恋愛を目的とした催しではないので、各々が学生のように飲み、語り楽しそうなひと時を過ごしていた。
参加してみて、こういったコミュニティで楽しんでみるのもありなのかなとも思いつつ、人見知りな性格もあって、向いていないかとも思ったり。
ただ、私よりも先輩の社会人が、まるで学生のように騒ぎ、楽しんでいる姿をみて少し勇気をもらった。
「30歳だから、落ち着くべき」「結婚適齢期だから、早く恋人をつくって結婚すべき」そんな自分の常識に、「今は焦らず、ただ楽しくいるのも良いよね」という新しい考えが加えられたように思う。
結局、自分の人生は自分で決めないといけないし、それぞれが取捨選択のなか生きている。
自分が今後どう生きていくかはまだ分からないけれど、しばらくは焦らずに自分を楽しませて過ごすのも良いなと思った1日だった。
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