Blenderで3DCG #1モデリングの時の注意点
こんいちは、もねです。私は2021年10月から仕事でBlenderという3DCGソフトを勉強しています。勉強し始めて約4ヶ月が経ちます。
初心者なりに苦戦したところがあり、こうすれば簡単だった!なんだかぐちゃぐちゃになって分からなくなってきたぞ…というのがでてきました。
そこで3DCGをこれから勉強していく人が、早く上達するために気を付けておきたいポイントをまとめたいと思います。blenderのバージョンは関係ありません。
ポイントを押さえておけば、途中で挫折したくなる気持ちも少しはおさまるのかなと思います。
どうか投げ出さないで。3DCGの世界はとっても楽しいです♪
一緒に頑張りましょう!
1.モデリングの時はライトなどは気にしない
では一つ目。Blenderを勉強しようと思った方は、モデリングつまり立体物を作りたくて手を伸ばしたのではないでしょうか。
blenderでは立体物を作る工程だけではなく、骨組みを入れて動かしてアニメーションにしたり、写真のように一枚の画像に切り抜いたりと色々できちゃいます。
モデリングだけをするときはカメラ、ライティング、テクスチャー、マテリアルは気にしなくて大丈夫です。
しかし、マテリアル(色)は付けると形も分かりやすくなるので、やってみてください。あとモチベーションも上がります♪
ほとんどの人が最初はモデリングからやると思うので、質感を付けたいとか動かしたいなどの気持ちはまずは抑えて。すべて一気にやろうとしてしまうと、分からなくなってしまいます。
まずはモデリングを頑張りましょう♪
2.360度見る
これは立体ならではのポイントです。一定方向ばかり見ていると、正面はすごくかわいくできたのに、ななめ45度から見ると急に不細工に。
デッサンが狂っていたり、作りたいものの全体を把握できていないということです。
360度どこから見てもきれいに見えないといけません。
※ここでの「きれい」はモノの構造的に狂っていないか、ということです。
もちろん作りこむ所、簡易的な表現にする所があっていいのですが、デッサンが狂っているのとは違います。
2Dのイラストから3Dにするときは斜めからの視点を考えて、間がきれいにつながるように作れるといいですね。
実際3Dにした時と2Dの時では印象が変わることもあります。
2Dのイラストを各方向からトレースするようにピッタリ合わせても、どこかで食い違いが出てきて、一生合わない。なんてこともあるかもしれません。
あくまでイラストはモデリングする際の参考。
イラストの雰囲気やテーマなどが、モデリングに反映されているかどうかが重要だと私は思います。
しかしこれができる人は3Dが上手いと思います。画面上だけど、立体的に考える。私もまだまだですから、少しずつ意識しましょう。
意識するだけで身に付きます。
3.出来るだけ形を崩さないような作り方、動かし方をする
ここは私も一番苦戦した事です。やればやるほど形がいびつに…(苦笑)
ミラー機能で左右対称にしたり、軸上だけで移動させたり、数値で場所を指定したり。
きれいに作れるような機能がちゃんと備わっているので、うまく利用できるように頑張りましょう。
直感的に動かしてもいいですが、わたしはちょっとだけ軸や大きさを考えて動かします。そして、ちょっと違う?と思ったらすぐにCtrl+zで操作を戻ります。
4.立方体や円柱、球などの幾何学形体は存分に使わせてもらう
恐らくほとんどの3Dソフトに最初から立方体や球、円柱など様々な幾何学形体が、ボタン一つで作れる機能があると思います。
手描きで円を描くのが難しいように、円を3Dで作るのも中々スキルがいります。そんな時に便利なのがこういった機能です。
一瞬で好きなサイズを作ることができますが、使いすぎると動きが固くなります。ロボットのような、工業製品のような…。
しかし、工業製品のように大きさの数値が決まっていたり、かっちりした形を作りたい場合は、存分に使うと、より洗練されたものができると思います。
自身の作りたいものに合わせて、うまく幾何学形体を使いましょう!
5.3Dプリンターで出力するとき
自分でモデリングした作品を、3Dプリンターで出力してフィギュアなどにしてみたくありませんか?
3Dプリンターの種類などにもよりますが、出力する際に注意する事があります。
マイクラのようなローポリのゆるい感じもかわいいですが、リアルな人間を出力しようとした場合、表面はなめらかに仕上げたいです。
なめらかに仕上げる昨日はいくつかありますが、スムーズシェードはプリンターで出力する際には反映されないようです。プリンターにもよると思うのですが、気を付けた方がいいかなと思います。
代わりにモディファイアーで加工できる、サブディビジョンサーフェス(細分化)やベベルを付けると良いでしょう。
画面上で表示するアニメーションや広告で使う際はこの限りではありません。レンダリング(画像を出力)する際に思うように見えるようにしましょう!
さいごに
初心者なりの意見でございました。
他にも残しておきたい情報は沢山あるので今回はここまで。
まだまだ初心者ですが、私も先人の公開してくださっている作品やサイト、参考書に助けられました。
これから発展していく3DCGの世界が、より身近に感じられますように。
これからも3DCGについて記事を書いていこうと思います!
よろしくお願いします♪
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