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【2023年最新】騎手の出遅れ率調査

1年半ぶりの騎手の出遅れ率調査です。

集計対象としている出遅れは「テンが遅い」馬ではなく、「1~2歩目が遅かった」馬のことです。

このような出遅れは「騎手による技量も大きいのではないか・・・?」という疑問をいだきました。

というわけで今回は、騎手ごとの出遅れ率を集計してみました。予想の参考にもなるかと思いますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

集計期間:2022年7月1日~2023年7月1日までの1年間
レース:障害を除く3,364レース、46,446頭
対象:集計期間内に100レース以上の騎乗があった115人の騎手

1,出遅れ率ランキング!

それでは早速出遅れ率ランキングを発表します。

出遅れ率1位の武士沢騎手、2位の太宰騎手は昨年に引き続きワンツー!
集計期間がかぶってないので、もう長い間ずっと出遅れ続けていることになります。貫録のランクインです。

そして出遅れない騎手のほうを見てみると、今年大ブレイクした佐々木騎手がしっかりとランクインしています。数字にも出ていると納得感がありますね。


続いて、上記の出遅れ率を補正していきます。

そもそも出遅れる馬の大半は人気がない馬です。
そのため人気薄ばかり乗っている騎手は必然的に出遅れ率が高くなります。
そこで乗っている馬質を補正することで、より騎手の技術を反映したランクにする必要があります。

2,補正済騎手ランキング

というわけで補正済みランキング!
以下に上位、下位10騎手を乗せておきます。

武士沢騎手、太宰騎手は人気で補正しても出遅れワンツーなのでもう殿堂入りでいいでしょう。
そして出遅れない騎手を見てみると、佐々木騎手が1位に・・・!

netkeibaのコラムでも佐々木騎手は「積極的に乗ることを心掛けている」と発言しているように、前目で競馬するためにスタート技術も磨いたのでしょう。



※その他の全騎手ランキングはオンラインサロンで限定公開としています。


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