【回顧】ユニコーンS


勝ち時計:1.34.4
レースラップ:12.1 - 10.6 - 11.3 - 11.9 - 12.1 - 11.8 - 12.2 - 12.4
前後半:34.0-36.4
ペース判定:HH

☆このレースのポイント
・東京1600mダにしては中間の緩みが少ない
・上記理由より、外差しは×
・追走力or道中のポジションが鍵

ペースは前半が2秒のHペースでそこそこ早いが、中間で一気に緩むことなく淡々と進んでいるため、ペースほど差し有利という展開ではない。

これは昨年のフェブラリーSで中間ラップの話をした際にも同じ話をしたが、東京ダートで差しが決まるときはコーナー部分でのラップが遅く、直線に向くまでに馬群が凝縮したときである。
こういったレースラップの時、各ポジションの馬の動きは

逃げ先行:レースラップ通り加速→減速→加速する
差し馬:勝手に先行馬が下がってくるため、加速せずとも直線までにポジションを上げられる。

動物は加速、減速の際に最もスタミナをロスすることから、上記のように中間が緩むラップの際は差し馬有利になることがわかる。

一方で今回のようにコーナーも早いラップの際は差し馬にとってなかなか前に詰め寄ることもできず、先行馬も無駄な加減速をしていないためスタミナのロスは少ない。結果的に先行してスピードをいかした馬が有利になる。

参考;2021年、フェブラリーSの回顧記事
https://note.com/to_keiba/n/n072841bc78cd

とはいえ、馬場を考えても前半34.0秒というのは結構はやい。そのため先行勢もスピードの持続力は求められたし、わりと実力勝負になった。

レース的にはコーナーも外をまわして押し上げようとした馬(ローウェル、ラペルーズ、ルーチェドーロ)は負荷が強かった。他、スタートや向こう正面ではごちゃつく場面もあったので、その辺を注視して各馬の回顧をしていく。


※各馬の回顧はオンラインサロン限定です。
https://lounge.dmm.com/detail/3389/index/

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