読むと呪われる!?呪いの本3選

まずは1冊目!ジョセフ・K・フィリップの『限りある命』。こちらの作品は実際に30年前アメリカで起きた幼児誘拐殺人事件がモデルとなっています。なんとこの事件、未だに犯人不明で、この作品を書いた後フィリップは行方不明となってしまいます。また、出版社にも送り主不明の脅迫文が届くなど、一部マニアの間では事件の真相が書かれており、フィリップは口封じされてしまったのではないかといわれております。 
次は、赤尾(あかお)二辻(につじ)の『ポラリス殺人事件』です。宇宙ステーション“ポラリス”で起こった殺人事件を地球にいる探偵が解決するという一見ただの安楽椅子探偵小説に思えるのですが、読んだ後精神が触れてしまったという読者が続出してしまったのです。昔、夢野久作の『ドグラ・マグラ』にも同じようなことが言われましたが、こちらは内容的にもなんの変哲もない作品であるという点が不気味ですよね。 

最後に紹介するのが馬生(うまお)エサラの『誰かを君がまっている』。現在は発禁処分となっているのですが、たまたま手に入れたので紹介すると、なんとこの小説、読んだ人はみな行方不明となってしまう作品なのです。試しに読ん

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