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満月の下でカツサンド

「月が大きいですね。」

意味:特に何も考えていないこと。                                                                                   。                        (byてら漱石)

今日は一年の中でも最も月がきれいと言われる中秋の名月という時期らしい。確かに大きくてきれいなマルだった。仕事終わりの帰り道コンビニでカツサンド片手に駐車場に座り込んで眺めてみた。


連休明けの仕事、今の会社では20日後の売り上げというものが大事だ。お客さんの締め日あとになることが多いので、新たにアプローチして売り上げを伸ばす必要がある。さらに今月は上期決算というイベントでより数字にシビアになる。そんな日なのに、昨年よりも厳しい状況だ。職場には少しばかり重たい空気が流れる。。。本当は私も一緒に重たくなった方がいいんだと思う。なので雰囲気は重たくしてみた。(本当はそこまで重く思っていないが、、、)

私は職場で最年少。個人の数字だけは最低限把握している必要がある。とはいえ、同じチームで働いているんだから、全体の数字もみて最年少なりの貢献が必要だろう。私みたいに楽観主義だけじゃ仕事はかみ合わないはずだ。でも違和感がある。こんなにも重たい雰囲気になる必要ってあるのかな。最近自分の中でも思うのが(落ち込む)っていうのはある意味本人の意思であり、自分で落ち込みたいとどこかで思っているから。元気ない自分を自ら創っている気がする。私もなんか一人で黄昏ながらうじうじ悩むことが得意だったりするので。だから少しだけ落ち込んであとは何するか考えた方がよっぽど心にも仕事にもいい影響なんじゃないかなって。


こんなことを先輩たちと話しあって伝えてみたら、また雰囲気も変わるかな。今は正直、自信もないからこうして日記みたいに残してみている。まずはもっと与えてくれている仕事を早く正確にやり遂げないとさらに先輩たちの仕事増やしてしまうから・・・。営業として働いてもうすぐで1年。少しくらい役立っているんかな。


ま、こんなこと思っていたり、真面目ぶったりしているわけだが、先輩と一緒に退社して空を眺めての第一声。


「月が大きいですね。」


本物の漱石みたいにもっと気の利いたオシャレなこと言えるようになりたいと思う、社会人2年目のわたし。マイナスの出来事や日常をプラスに変換できる能力は磨きつつ・・・


明日なんか分からないけど、ガツンと指導入りそう。変な予感は当たりやすい。よし、それに備えて寝ましょう。

おやすみなさい。

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