日経平均株価の理論(予想)値の求め方
割引あり
日経平均株価の長期的な見通しについて、現在は下落傾向ですが将来的には上昇トレンドが続くと予測。その根拠には企業収益の改善やEPS(1株当たり利益)の増加、資本効率の向上によるPER(株価収益率)の上昇期待が挙げられます。
本記事では予想EPSと予想PERを用いた日経平均株価の理論値予想の仕組みを簡単にご紹介。尚、この理論値はQUICK(日経新聞の金融情報企業)や国内外の機関投資家も採用しており、世界中の主要投資家にとっての指標でもあります。
予想PERの計算方法
予想PERとは、予想される1株当たり利益(EPS)に対する株価の倍率を指します。これは、次の式で求められます。
予想PER=株価/予想EPS
この式を株価の予測に応用するには、逆に次の式を使います。
予想株価=予想EPS×予想PER
例えば、今期の予想EPSが2,350円の場合、予想PERが15倍の場合の予想株価は次のように計算されます。
予想株価=2,350×15=35,250円
これを基にして各予想PERに対する株価の範囲を算出できます。
各予想PERにおける日経平均株価の予測値
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