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市場分析の中身について

本記事は無料で閲覧可能です。無料ですので、ざっくばらんに書いてあります。言葉遣いが荒いかもしれませんが、無料なのでご了承ください。また、よければハートマークを押して頂けると次回作も出そうと思うので、よろしくお願いいたします。こういう雑学系の記事は毎回無料で出す予定です。

ご注意

本記事を読んでも、市場分析方法が身に付くわけではありません。市場分析の中身について解説しているだけの雑学的な記事です。従って、本記事を熟読してもトレードスキルは全く向上しません。

本記事を書こうと思った経緯

たまに「分析方法を教えてください」という内容の相談をメールや直接でも受けることがあります。そう声を掛けて頂くのはとても嬉しいのですが、週刊NOTEで市場分析の結果を有料提供している手前、その商品価値を下げてしまいかねません。ですので、現状は分析方法を公開することはございません。

新卒で入社した会社で証券ディーラーとして働いていましたが、転職先で完全歩合制ディーラーになりました。でも、完全歩合制ディーラーになるか投資情報の会社に就職するか悩んでいた時期があります。僕はいまいくつかの実業を抱えていますが、モーニングスター株式会社の様な投資情報の発信や投資ファンドの運用についても兼ねてから興味があり、その取っ掛かりとしてnoteを始めました。

投資情報の発信となると、その透明性や公平性が今後は求められる部分かと思います。これは将来的な話ですが、僕のnoteが伸びて色んな方が見てくれるようになったら、今後は分析方法に関する情報も開示していくつもりでいます。

全てを開示した上で、それでも「分析が面倒だ」とか「慣れた人の分析結果も合わせてみておきたい」そういった方々に必要とされればいいのではないか、それが透明性や公平性に繋がるのではないかと思います。

いまはまだ分析方法については開示できませんが、その前段階の話を本記事にまとめてあります。雑学程度ですが、ご参考になれば幸いです。

マーケットの価格決め

Twitterでも相場師の方ってたくさんいらっしゃいます。僕みたいに有料で発信している人もいれば、無料で発信する聖者の様な人もいます。でも毎回100%当たる人はいません。僕も外します。それはなぜか?という話をします。才能がないから?当てずっぽうだから?違います。これにはしっかりとした理由があります。

イメージ図

手口だけを見て分析する人、テクニカルチャートだけ見て分析する人、色々いますね。でもどの分析方法も毎回やってると思った通りに相場が進むこともあれば、全然的外れになってしまうこともあります。

実は、上記画像みたいに分析方法って凄くたくさんあって、どれかがその日の市場にカチっと必ずハマるんです。でも、ずっと同じ分析方法が市場とハマるわけではないです。突如と前触れなく、その分析方法が他に移動する訳です。

つまり、毎日テクニカル分析だけしてもどっかで外してしまう訳です。それはテクニカル分析の仕方が悪いとか運とかの話ではなく、分析の軸が別の分析の軸に移ったから、その人のテクニカル分析が失敗したんです。でもここで言っているのは凄く広義で、テクニカル分析でも色々とありますよね。BBとか一目均衡表とかトレンドライン引いたりとか。そういうテクニカル分析の中の更に細かな分析方法も関係してくるので狭義な部分をあげればきりがない訳ですが・・・。

でもずっと続けていくとまたその人の分析方法に戻ってきます。そしてまたその人は勝ちだす。そしてどこかでまた損をする。だんだん飽きて別の分析方法を探して成長する。

僕のいた証券会社では、各分析方法に必ずスペシャリストが何人かいて、その分析結果や根拠を朝会で全体共有します。「昨日までは〇〇の分析方法だったけど、■■があるから今日からは▲▼になると思う」、「いやいや、いまは●●相場だからこれまで通り〇〇でいこう。12時通過の時点で効きが悪ければ▲▼でいこう」みたいな会話をして全体方針を決めていました。

1日が終わるとだいたい「今日は〇〇さんの分析結果に沿ってたね」みたいなネタを話しながらみんな帰っていくわけです。

毎回、朝会で決まるわけではなく、前日に分析方法が分かる時もそれなりにあります。基本夜間取引は禁止なんですけど、家に帰ったらトレビューとかTwitterで情報収集していく中で傾向とか今(6/1)がまさにそうなんですけど、手口にガチガチな時とか。そういう時は大筋がまとまってきます。で、朝会で共有してそういう日は全体が物凄い成績良かったりします。中には天邪鬼みたいな性格の人も一定数いて、そういう人は乗らないで損をしたり、自分のインジケーターだけを信じてコツコツと成績を伸ばす人もいました。ただ僕の経験上、分析方法はこんな感じで周期があると思っています。

優劣はない

僕は自分だけだと手口分析とアルゴ検知しかできないです。テクニカル分析とか簡単なやつは分かりますが、自信があるのはこの2つだけ。あとは前の会社の仲の良い同期や先輩から情報を貰っていたり、専業トレーダーの仲間がいるので彼等と情報を共有しています。

この分析ですが、どれが優先とか強いみたいな優劣が本当に無くて、バラバラです。どういう判定で分析先が他に移るのかとか、その分析の軸に滞在する時間みたいなのも不明です。1日で移る時もあれば3ヵ月以上ずっと継続することもあります。ですので、3ヵ月以上もその分析が続くと、そのトレーダーが神がかる訳ですね。その人が有料noteあるいはTwitterで情報を発信していると、天才トレーダーと思いその人だけを見るようになってしまいがちですが、100%毎日分析結果を当て続けるというのは、これら分析方法が全て完璧に熟せても移動が見破れない以上は無理な話です。

全部1人でやるのは無理です。いまは前の会社の人達や専業トレーダーのグループがあって、そこから情報を貰っているからこそできることですが、それでも下の画像の様な代表格だけで、全体の70%ぐらいしかカバーできません。まあそれでも多いとは思いますが。

さっきと同じ画像です

国系だけ異質

政府機関だけ中央に君臨していて、矢印も伸びていないのが分かると思います。政府機関だけ特別なんです。というのも、政府機関だけは情報が掴めないというか、分析方法が存在しません。分かりやすくいうと完全なるです。

全ての分析方法がヒットしない日があって、それが連続で続くこともあるんですが、そういう時って十中八九、政府絡みだったりします。ここでいう政府機関っていうのは選挙や日銀のETF買いとか、ああいうのを指します。

政府機関は発生頻度としては1番少ないものの、掴めないので、こればっかりは運になってしまうんです。ゆでガエルの話じゃないですが、政府機関系は気付いたら沼にハマってるってことが多くて、どの分析方法でもヒットしない、あるいは、微かにかすっているけど完全ではない。だから分析方法のそれに間違いがあるのか?と色々と探しているうちにどんどん的が外れていってしまう・・・。

こういう時はお休みした方がいいですが、まあそういうわけにもいかないですからね。難しいところです。ただ政府系で株が下がることってあんまりなくてロングで勝てる確率が70~80%ぐらいだった気がします。なのでロング勢から見ると運がヒットする確率は高いです。

皆さんの利益を最大化する方法

最近、僕の予想はピタリと相場に当てはまっているのですが、保険的なことでこれを書いているのも正直あります。というのも、さっきも書きましたが、毎回100%相場予想を当て続ける人ってこの世に存在しないんです。これは絶対絶対無理です。もう挑戦する心すら折れる程にチャレンジしてきましたが、僕は絶対に無理だと思っています。

なので僕の予想もいつか必ずどこかで急にハズレます。その時に、例えばその時の分析方法が手口だった場合、手口の分析方法が間違っているわけではないです。なので他の分析手段でハマっているのを探します。で、例えばその日は手口から現物情報に移った日だったと分かったとしたら、次の日は現物情報を軸にする訳です。でも、今度はその日はテクニカル分析に移って・・みたいにどんどんズレる時があります。

ユーザー(皆さん)の対処法ですが、いろんな相場師や情報機関の情報を取得するといいんです。本当にコレが1番いいと思います。僕も有料情報を発信する身としては、「自分の発信情報だけ見ておけばいい」と言うべきだし、それがビジネスではありますが、ユーザーの利益を最大化させる為にはいろんなところから情報を取得するように促した方がいいと思います。これはnoteで有料発信している人、無料発信している人にも言いたいことです。

手口分析に強い人、アルゴ解析に強い人、現物情報に強い人、テクニカル分析に強い人。まあ色々いると思います。noteにも、Twitterにも。僕はこれらに強い人がTwitter界で誰とかNOTEで売っている人で誰とかは分からないですが、皆さんの中ではある程度落とし込みがあるかもしれません。

僕は手口やアルゴを中心に見ていますが、皆さんの中で「手口だったらあの人かな?」とか、「テクニカル分析だったらあの人かな?」みたいなのがあったらその人の情報も合わせて取得し続けると勝率もグングン上がっていくと思います。

ただ、全員がnoteで有料提供している場合は、1ヵ月で何万円、下手したら十万近く飛んでくと思います。数千万円で運用している人にとっては必要経費として思えるかもしれませんが、数百万円クラス、最近はマイクロミニの登場で100万以下の方もいるかもしれません。そういった運用資産の方はその辺はしんどいだろうなと思います。そういう時は、自分でやれる部分はやるとか、1つ2つは妥協するとかでいくといいんじゃないかとおもいます。

僕はなるべく、僕だけのnoteでも対応できるように全部の情報を今後もまとめていくつもりですが、さっきも書いた様に、全体の70%ぐらいしか対処できていません。残りの30%や70%も毎回カバーしているわけではないので、極力いろんな情報に触れた方が絶対いいです。

そういった意味では僕は他のnoteを売っている方やTwitterで情報を無料発信している方とは仲間でありたいし、喧嘩はしたくないんですけど、なぜか客の取り合いみたいにいがみ合っているし、「有料は悪、無料は正義、モーニングスターみたいな歴史ある会社は例外的に正義」みたいな謎の風潮があるので、そういう現状にも今後は一石を投じていきたいと思います。

手口は結構重要

先ほど、分析方法に優劣は無いと書きましたが、手口分析は結構重要だと思っています。というのも、手口は他の分析方法と密接に関わっているので、手口だけ読めても正直、方向性は出てこないことが多いですが、例えば現物情報だけ読めても手口が読めなかったら確証は得られないです。ですので、手口は基本みたいになっていて、手口を土台にして色んな分析方法が繋がっているイメージです。

なのでもしこれを読んでいる人で、分析できる様に挑戦してみようかと思う方がいたら、まずは手口分析から初めてみるといいと思います。

冒頭で説明した様に、僕はまだ分析方法については教える気はありません。でもヒントを書くとしたら、手口を分析する上で取得コストは絶対絡めて分析した方がいいと思います。Twitterで手口をまとめてくれているアカウントとか人(ユーザー)とかいますけど、あれコスト無視している人がほとんどだと思うので、そこは注意が必要です。Twitterでコストを考慮している人は見たことが無いですが、コストバリューは物凄く大事です。(単に僕の見落としというのもあるかもしれませんが)

コストっていうのはプレミアムの価格です。例えば31000コールのプレミアムが200円だったら、200円がコストです。どの値のコストにするのかもよく調べる必要があります。前日終値にするのか、出来高が盛り上がっているところがあって、先物価格とリンクしている場合は、その時のコストにするのか、色んな見方があります。全部試してみてください。どれかがハマるはずです。

本当は手口分析のイロハは今のうちに記事にまとめておきたいのですが、大枠の部分だけでも1~2万字いくし、枝葉まで書いちゃうと10万字とか全然超えると思うんですよね。この記事5000字ですが仕事の合間にやったので、5000字でもまあまあしんどかったです。それが10万字、20万字となると、100万、200万の報酬でオファーがきても断ると思います。

でもいつか必ずまとめるので、その時までお待ちください・・・。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

最近は週刊noteを読んでくれる方が増えてきていて、とても嬉しく思います。最初は結構高めの価格設定にしていました。それは周りに手伝ってもらって提供しているので安売りしたくないという思いがあったんですが、他のnoteを書いている方々を見ると、月1~2万が多いなと思いました。

僕は月1~2万もやってる仕事量とかたまにくる悪質なDMでの精神ダメージを考えると全然妥当かなと思っていましたが、色んなところから情報を収集することがユーザーの利益になると思ったら自分だけは安価でいった方がいいかなと思いました。

嬉しいことに、有料noteの購入が僕のnoteを最初としている人がいてくれています。100円でも価格が載っていると手が出しにくいですが、お金を払って、それ以上のリターンがあれば他の情報も取りやすくなるかなと思います。

ほんと繰り返しになってつまらないですが、色んなところから情報を集めて、自分の中で落とし込んでいくといいと思っています。皆さんの利益が安定することを願っております。

ここまで読んで頂いた方限定の情報ですが、

お問い合わせは復活しております。僕のアンチはここまで読まないと思うので、悪質な嫌がらせ行為以外はメール受け付けています。対応も遅くなることもありますが、しているのでお気軽にどうぞ⇩

note.henshinyou@gmail.com


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