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サッカーファンへ

昨今、サッカーファンからこのような話をよく耳にする

「サッカーはマス・メディアから嫌われている」

嘘か本当かは分からないが、確かにサッカーの話題が取り上げられないどころか、例えばサッカー関連の不祥事は野球と比べて頻繁に扱われる印象は否めない。サッカーは野球と比べたら、まだまだ不人気スポーツだが、だとすれば不祥事も野球の方が扱われるべきである。マス・メディアから嫌われていると考えても不思議ではない。

今回は野球もサッカーも好きな筆者が、

  • 「なぜサッカーはマス・メディアから嫌われているのか」

  • 「サッカーファンはどう考えるべきなのか」

の2点を述べていこうと考える。

なぜサッカーはマス・メディアから嫌われているのか

本当にサッカーはマス・メディアから嫌われていると仮定して、それは一体なぜなのか?

それは端的に言えば、マス・メディアが各プロ野球選手球団と強い繋がりがあるからである。(例:読売新聞と巨人など)

一方で、Jリーグはマス・メディアとの関係性は深くない。これはJリーグ設立当初からの理念に影響するものがある。Jリーグは地域密着を掲げ、当時ヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)の渡邉恒雄オーナーと川淵三郎チェアマンが対立した末に、読売グループはJリーグクラブの経営から撤退した。その後、地域密着を掲げたJリーグは、その理念の下で成功を収めるのだが、同時にマス・メディアも敵に回してしまった印象は否めない。そこに近年のサッカー日本代表の人気低迷も重なって、サッカーの注目度は下降線を辿る一方である。

ではサッカーファンはどう考えるべきなのか

それは「マス・メディアを諦めろ」である。

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