24/9/27
今日のアリ報告
28日中に見返した所、明らかにウメマツアリの記述が間違っていたため修正しました。
原因のカビの種類が大まかに分かるかもしれないと思い、死んだ2個体のアギトアリをそのままにしてみていた 片方からは生えた
黄色いカビだった
死んだアリからよく生えるのを見るタイプ
ゼリーのカビは白い毛状だった
もう一匹のアギトアリも麻痺していた
アギトアリのゼリーは毎日替えようと思う。
トゲズネハリアリ、新しく飼うウメマツアリも同様にする
・ウメマツアリ属
26日に採集
下面がきのこに覆われた倒木の樹皮を剥がすと居た。女王らしき2形態、オス、ワーカーの集団で発見した。発見した倒木の部位の周囲を砕いたり剥がしたりしてみても幼虫などはおらず、取り敢えず樹皮ごとなるべく全ての個体を持ち帰り、アリを筆で石膏ケースに移した
樹皮の隙間に潜んでいたので、プラ板と石膏の間にスペースを作ってみたりしたら…と思ってやってみたが、案の定。良い感じに収まってくれる。
ウメマツアリといえば子孫にオスの遺伝子が遺されない事でお馴染みなので、やはりオスも揃っていると嬉しい。体色が違うあたりも何だか別種感があって良い。
何故だか分からないが、やたらとワーカーが女王を運ぶ様子が見られた。大きい女王は口を咥えて引っ張って運び、小さい女王は腹柄節?を咥えて持ち上げて運ぶ。
小さい方の女王はヤドリウメマツアリかもしれない。ヤドリではない方は長翅なので、ウメマツアリだろう
遠くない所にヒメウメマツアリのいる所で採集した。
・ハリブトシリアゲアリ
もしかしたらクボミやテラニシかもしれない
試験管の個体らのいくつかはワーカーの蛹ができていた。
四角いケースのコロニーも、ワーカーが羽化した後の幼虫が終齢幼虫、蛹になった。
問題はそれより前に捕った筈のチューブを繋げた巣で飼育している集団で、こちらは誰も蛹にならないどころか、終齢幼虫らしくもならない
カビや汚れはさほど見受けられないので、通気性が問題ではないかと思った。四角いケースの個体と同時期、同所で採ってこれなので、何か原因が在りそうだ。
来月頭には試験管に引っ越させて飼育しようと思う。
他のアリに関してもチューブでは成育が悪く、しかしムネボソアリに関しては例外的に試験管の方が成長が遅い。これはムネボソアリがさほど活発無く、より狭いスペースで生きるのに適しているからだろうか。
しかし基本的にはチューブ巣は使わない方が良いのかもしれない。
試験管は試験管で、巣の奥の加湿するためのスペース付近にカビが蔓延る
不衛生だ。
ヒラズオオアリの多くがおそらくこれで破綻したし、シベリアカタアリは巣の中が明らかに汚くなった。枯れ枝の中などで密集するアリの場合は試験管は適さないかもしれない。
サテライトコロニーだったヒラズオオアリコロニーで死骸を片付けないのも、ゴミを溜め込んで巣の中を狭く、彼女らにとって落ち着く場所にするためだったのだろうか
しかし飼育下では病気の元になってしまうため良くない
ゴミを溜め込む乾燥した巣のアリ達に適した巣って何だろうか
・試験管で飼育しているチクシトゲアリ、キイロシリアゲアリはいずれも卵が産まれない。
・アギトアリも残存1個体 しかしこの個体は唯一翅を全て落としている。絶対に餌をカビさせたりはしないようにする。
極力ストレスを与えたくないので、写真も無し
土が必要である。
今はいらない、散らかって汚れて、餌が染み込んだりして汚くて危ないかと思い入れなかったが、そのせいなのか未だ卵を産んだりする気配すらない。
入れてみるべきか…いずれ必ず入れるのだから、もう
おしまい
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