田舎のくらし

今日は自然に目覚めよう

そう思ったら5時半に目覚めたので
「いつも起きれないのは何故なんだろう?」と不思議に思い、三文の得をしようとコーヒーを淹れ、お香を焚き、買ったばかりのMarshallのスピーカーで洒落た音楽をかけ、テレビをつけることなく朝ごはんを食べ終わったので何か書こうと思いました。

「どこから来たの?札幌?」と聞かれて
「や、札幌じゃないよ〜。」というと
「え?どこの県?」って聞かれて
やー、北海道は札幌しかないわけじゃないぞーと思いつつ
「浦河町っていう北海道にある町で、顔でいうと顎みたいに尖ってるとこ!」と、顎の右側を指して教えるのですが、、、
私の出身地は浦河町です。

浦河町は結構田舎ですが、天気予報でちゃんと取り上げられてるので周りの町から見ると代表選手てきな役割をしてて誇らしいものです。笑

どれくらい田舎かというと、うちのトイレはボットン便所のままです。
知ってますか?
夏になるとめっちゃ虫出てきます。
今となっては流さなくていいことに違和感を覚えますが、水洗トイレで流し忘れることもあったりなかったりしてましたね、最初は。

浦河町は、競走馬を育てていることで有名で、特に私の住んでいた地域が馬を育てる場所てきな感じで馬だらけ牧場だらけのところでした。🐎🐎
幼稚園から乗馬をしたり、町のマスコットキャラクターが馬だったり、小さい時から馬の後ろを歩いては行けないことと、大きな声を出しちゃいけないことなどを教え込まれて育ちます。
小学生のクラスでマジョリティは牧場の子たち
「ペット飼ってる人〜!」と聞かれてると
「俺、馬飼ってる〜!」と答える子どもたち
通学路にいる馬に挨拶してから学校に行く習慣があった私。
高校の時、吹奏楽部の応援歌が競馬の音楽で🏇それが高校野球の解説する人にウケてました。

まぁ、馬エピソードが尽きないほど町民にとって馬は偉大なるというか、心の友というか。笑

夏は海!冬はソリ!みたいな自然に囲まれた生活をしていた学生時代。
高校生になっても、山でソリしたり🛷
服を着たまま海水浴場にみんなで行って、ビッショビショでかき氷食べに行ったり🍧
誰も使わない駐車場でテニポン(浦河とかではよくやられてるスポーツ)とかキャッチボールしたり⚾️
町のスポーツセンターで卓球したり🏓
札幌の高校生がやらなそうなことしてましたね。
でも、自然大好きなんです。海とか恋しい。
友達とイオンに行くために2時間バスに乗って行くほど何もないんですけど。本当に。
いいとこあります、田舎は田舎で。

帰ったら、じいちゃんが採った野菜、じいちゃんの友達がくれた搾りたての牛乳、鮭とか魚、タコ、山で採ったきのこや山菜、お母さんの友達から安く箱で買えるアスパラやイチゴ、提供されるお酒などなど
貰い物と作ったもので食には困りません。

地元のお祭りに行けば、お菓子や竹で作られたガチモンの流しそうめん、げそ唐揚げなどが提供されるお神輿(本当に休憩多いし、食べてばかり)を手伝い、なんだかんだで1万円くらい稼げてしまうなど子どもに優しい自治体のみなさん。

親と外を歩けば、「あら!娘さんかい!大きくなったね〜!美人になって〜!」のように知らない人(私は)に無条件に褒められる特典付き。笑

無い物、足りないもの、問題はたくさんあると思います。
少子化とか、引き継ぎ問題とか、黒字になりませんとか。
でも、それぞれの町で良いところがあって
住んでる人はみんなどこかで自分の町を誇りに思ってるんです。
何もないよーって言ってるけど、別に嫌いなわけじゃないというか、何かあることを地元に求めてるわけではないんです。

だから、
何もないじゃん
ダメだな田舎は
じゃなくて
町の特徴とか、面白いとことか、人とかそういうところに惹かれてみてほしい。

札幌も好きだけど、浦河も好き

どっちも好きな方がハッピーだと思う

どこの町だって、嫌いになる理由はないよ
好きになってください、いろんな町を

ということで
おはようごさいます!

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