ドラマ「婚活1000本ノック」を観終えて
地味に毎週観ていた。
特に感想を書いてはこなかったが、実は毎週ちゃんと観ていた。
「気軽に観れるコメディ」としての側面が強いこのドラマ、実は人間関係の難しさをありありと描いていたのだと、最後まで観て腹に落ちる。
正直なことを言ってしまうと、連ドラ特有の中弛みが発生していたように思う。
少なくとも私は何度か途中で離脱することを考えた。
理由は単純明快ですよ。
「一話完結型」で婚活相手との未来がないから、です。
ああまたダメだったんだ。
今回はこういう理由で?
うんうん、わかるんだけど、さ……この感じいつまで続くの?
野村周平さんが出るのは知ってたし、キーマンだろうこともわかっていた。
でも出てくる前に離脱しそうだった。
出てきて「離脱しなくてよかった」と思ったけど、またすぐ婚活相手との短い交流が始まり「うん……誰との未来ならあるのかな……」という気持ちだった。
もちろん婚活ってそういうものなんだろうけど。
短い期間で合う・合わないをシビアに判断しなきゃいけないんだろうけど。
新しい相手が出てくるたび「この人とは何でダメになるんだろう」という目線で観てしまっていた。
ここで婚活相手たちに対する個人的感想を書き連ねてみます。
第1話・ハト男
パートナーをシェア、まではまあ、国によっては一夫多妻制とかあるからギリ理解はできた。
問題は年齢でパートナー選んでることだよな。
それってただのコレクションでは?
第2話・ハートパイ
いい人なんだよね。
本当にいい人。
でも、いい人すぎるとちょっと疲れるんだよね。
同じくらい「いい人」であることを求められるから。
第2話・マスクマン
論外です、の一言で終わらせたいところだけど。
若さとかわいさしか売りがない人は性別問わず、若さとかわいさがなくなったらキツイと思うよ。
第3話・熱盛
詐欺は犯罪です。
第5話&第6話・ヤギ男
ヤギ男もハートパイ並みにいい人だよね。
ハートパイと違うのは、綾子さんの仕事に自分の夢を重ね合わせてたところ。
それはあなたの夢じゃないから。
他人の夢、横取りするのはよくない。
第7話・ラジ男
遊びたいだけなら婚活じゃなく恋活しような。
婚活は遊び場じゃないので。
最後まで観て、「ああ、なんかいいドラマだったな」と思ったんですよ。
どんどん出てくる婚活相手たちにイライラ、モヤモヤしながらも、無事に完走できてよかった。
綾子さんと小池って、文字通り「すべてをさらけ出せた」からパートナーになれたんですよね。
もちろん、婚活ですべてをさらけ出す必要はないです。
夫婦だからってお互いのすべてを知っているとも限らないし。
それでもこの二人には、すべてをさらけ出せる相手が必要だった。
西洋占星術的な目線で二人の関係を眺めると、
一緒にいて楽しい(金星)
相手のために戦える(火星)
対話ができる(水星)
相手を尊重できる(太陽)
すべてをさらけ出せる(月)
という感じですね。
個人天体フル活用。
今まさに婚活をがんばっている皆様。
よいパートナーに出会えることを願っています。
「婚活1000本ノック」、観てよかったです。
ありがとうございました。
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