アンメット9話を見て

ドラマはタイミングが合わないとリアルタイムで見るのは実は難しい。
録画してみるのがほとんど。
なのに、このアンメットはできる限りリアルタイムで見てさらにお代わりをしている。見るたびにいろいろ考えさせられる内容だし、こうもできる?と、新たな発見が見えたりする。
なによりミヤビちゃんの食べっぷりが最高なのです。
各話で食事しているシーンもしくは何かを口にしているシーンがあって、そこに生きていますという感覚が見える。医療ドラマって毎回は食事シーンなかったりするからなんかそこに親近感を持ってみたり。
それも、ミヤビ先生が美味しく食べている姿。
癒される。

初回からそんな9話。
ずっと見ているがものすごく気になったセリフの回収がここであった。
三瓶先生の1話の言葉。

『障害のある人はただ生きていればいいと思ってるんですか』

見続けて、お代わり何度もし
感じたことは
三瓶先生は真正面に向き合っている。
不器用まではいかないが相手の事を考えているように何度か感じた。そこには医師でもあるけど人を感じていた。
こんな先生近くにいたら、、、
周りの先生はきっと大変だろう。
医者側からしたらめんどくさい先生。そんな言葉でバッサリなのかもしれないけど、この病院ではそんな行動は起きないし、もちろん世界は回っている。みんながみんな過去に何かしら抱えている。
でも、居心地よくそこにある。
三瓶先生の見る目線の先にいるミヤビ先生
その目はとても優しいときもあればキツイときもある。
向き合って話すときの目は毎回違う……これは私の感じたことだからもしかしたら違うかもしれないけど。

そんな時に9話で回収された。
1話で話していた三瓶先生の言葉。

蟻を見ていたお兄ちゃんと別れた。
そのお兄ちゃんは重度障害を持っていた。
切り離した
そう、三瓶先生は感じたのかもしれない。
一緒に暮らせない苦しさ、切り離したという感覚。
それはあの時救えなかったナオちゃんも同じ
……近い気持ちだったのかな
会話のやり取りを見ていて
三瓶先生の目が揺らぐ
力強くなる
潤む
こんなに目で芝居することってあります?
リアルな世界がそこにあるとさらに感じる。
もちろん、ミヤビ先生も
アドリブと言うその言葉に号泣した
あまりの泣きっぷりににゃんずがびっくりして至近距離でいつでもそばに行くぜの臨戦態勢レベル。
寝てたの起こしてすまなかった状態。

この10分間の告白からの最後のあの言葉に声を出して「まじか……」となった。にゃんず顔上げたよね、どしたって顔になった。
それくらい……衝撃。
詳しくはTverなどで確認してもらうのが一番。私のつたない言葉では無理だと思う。
本当に本当に衝撃だった。

何が起きるか分からない。

三瓶先生のこの話は原作の漫画だとどこに当たるのだろう?
なんて思いWEB 漫画で読める部分で探したら大迫教授の話にたどり着いた。(ちょうど無料公開でした)
大迫先生もドラマでお姉ちゃんが障害を持っていた話をしていたのできっとこの部分が該当しているのかと思う。
漫画を読んでいて、泣いた。
昭和のその時期はそういう行動で切り離していたのだろう。
何ともやるせない気持ちを三瓶先生も大迫教授も持っていたのを漫画で改めて知った。
奥深いドラマだ。
把握はしていたけど「抗てんかん薬」の事をドラマにて再度認識(ミヤビ先生が飲んでいた)薬の使い方でこうもなるのか……ともなる。
知る事は大きい。

9話
私にとって大きな存在になった。
今更ながら……全話保存しておけばよかった。
もう一度、なにか私の中で救いを求めたくなった時に見たくなる。そんな存在のドラマになった。

地元局でクリアファイルプレゼントに当選しました。
嬉しい限り。

残り2話
終わってしまうのが残念なドラマ。



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