【VRゴーグル】Pico4、結構良いかも。
格安スタンドアロンVRゴーグルのPico4を使い初めて1週間が経った。
まだ最初のキャペーンで貰ったフィットネスアプリ『Les Mills Bodycombat』とスポーツパックの『All-in-One Sports VR』しかやっていないが、この2つのアプリをやるだけでもVRゴーグルを買った価値を実感出来るかも。
先日、YoutubeライブでえなこさんもプレイしていたPico4。
このライブでは背の高さ設定に手間取っていましたが、私の場合、実際に使ってみると設定で難しいところは全くなかった。
フィットネスアプリ『Les Mills Bodycombat』
VRのフィットネスアプリに良くあるタイプの、音楽に合わせて飛んでくるオブジェクトをパンチするというボクシング系のアプリ。
音ゲーとは違って、音に合わせてパンチするのではなく、物体が飛んでくるのが音楽に合わせているだけなので、パンチするタイミングについての難易度は気にしなくて良い。
むしろ、パンチするスピードや中心を射抜く正確性の方が得点に影響するのもこの手の他のフィットネス系アプリと同じ。
これまでMeta Quest2でSupernaturalやFIT XRをやったが、それらとの違いは殆ど無い。むしろ機能的にはミニマムだ。
しかしVRで運動をしようなどという程に日頃運動不足の人にとって、ちょっと運動をする分には十分だ。
運動強度を上げたければ、無闇にハードパンチすること、大ぶりをすること、全身を使って拳に力を込めることだ。
当然ながら、VRで運動するくらいなら外を走ってくるという方にはお勧めしない。
私の場合だけかどうか分からないが、相変わらず左パンチのトラッキングが不正確な点が残念だ。
『All-in-One Sports VR』
これは楽しい。
そして意外にも良く出来ている。
例えば卓球。私はMeta Quest2でEleven Table Tennisをプレイしたことがあるが、それよりもちゃんと卓球している感がある(と私は思った)。ここで言うちゃんととは、卓球らしいというのとは少し違って、温泉卓球レベルの話だ。本格的な卓球をVR上で再現しようとするとEleven Table Tennisのようになるのかもしれないが、ほろ酔いの浴衣&スリッパで温泉卓球をする感覚なら、こちらの卓球の方が楽ちんに楽しめる。
具体的には、適当に振ってもちゃんと玉がラケットに当たってくれるし、相手のコート(?)に帰ってくれる。
このことはテニスでも同様。
ある程度適当にラケットを振っても空振ることはあまりない(無いわけではない)。だからテニスも楽しい。
この他に、ダーツ、ビリヤード、アーチェリー、バドミントン、野球、ゴルフ、ボクシング、ボーリング、バスケットボールがある。バスケットボールだけは物足りなかったが、他はどれも楽しめた。
リアルさよりも手軽さや楽しさを追求したアプリと言える。
プレイするのに必要なスペースもそれ程広い必要は無いから、それも有り難い。
VRでスポーツ体験するなら、このアプリはオススメだ。
はやくサードパーティのオプション品が欲しい
運動をしていると汗はつきもの。
Pico4のフェイスクッションはツルッとした表面なので大丈夫かなと期待したが、運動した後は汗を吸ってしまっていた。
Meta Quest2ではサードパーティ製のウレタンフェイスクッションカバーを装着していたから、さっと拭けば済んでいた。早くPico4用のものが販売されないかと心待ちにしている。
また、今のところケースが無くてむき出しのため、保管用のケースが欲しい。
Meta Quest2との比較
Pico4で運動した後、Meta Quest2を付けると、その瞬間は前面部の重さと圧迫感を感じるが、プレイしていて気になるレベルではない。視野の広さの違いも、掛けた瞬間は意識するが、時間が経過すれば気にならなくなる。
画質については変わらないと言って良いレベル。
つまり、Pico4もMeta Quest2も満足度は変わらない。快適なVR体験が出来る機種だ。
驚くのは、Meta Quest2とPico4のUI(ユーザーインターフェース)の類似性。後発のPico4が真似をしたということなのだろうからMetaとしては面白くないかもしれないが、ユーザーにとっては操作に手間どうこと無く使えて嬉しい。どちらの機種もUXは抜群だ。
スマホでも同じAndroidなら同じUIなのだから、VRゴーグルも基本的なUIは今後も統一する方向で進んで欲しいものだ。
つづきは・・・
おまけで貰った『After the Fall』はVR酔いを過度に恐れてまだプレイしていないし、PCに接続して使ってみるのもまだやっていない。
これらについても今後ご報告する機会があればしたいと思っている。
おわり
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