YouTubeの盛り上がりと限界

2019年に日本の広告宣伝費はテレビがインターネットに抜かれたという報道を見ました。つまり、今企業は広告をテレビよりインターネットにより多く使うようになったわけです。私も毎日AbemaTVとYouTubeばかり視聴するようになってしまい地上波放送をさっぱり観なくなってしまいました。今年に入ってYouTubeの動画作成にはテレビの業界から多数の人たちが「YouTuber」として参加してきていますし、そういったタレント以外の、例えば格闘家や漫画家などといった家業の方たちもYouTuberに名乗りを上げてきています。こうなってくると今までの素人的なYouTuber達に代わって、こういった業界のプロ出身のYouTuberが中心となる時代がやってくるのでしょう。さて、質量ともに拡大するYouTubeですが、量が拡大すれば現在YouTuberが手にしている収入が下がって行くか、収益化できるYouTuberの基準が引き上げられるのか、どちらかが起こるのは当然のことです。YouTuberも勝ち組になると高額な収入を得られることが衆知となってはいますが、今後どうなっていくかは予断を許しません。メンタリストDAIGOなどのように目端の利く方は安定した収益減としてメインをニコニコ動画に移しているようで、見えている人にはYouTubeの未来が的確に見えているようです。