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コロナ渦で攻める企業

報道によるとホームセンター大手DCMが買収を予定している島忠にニトリが割って入ろうとしているということです。コロナ渦が国からの支援がなくなって企業の事業継続に影響の出るのは、いよいよこの11月からと予想されます。このタイミングでの買収に出る体力がある企業と、何も手を打てない企業の差はは2021年に顕著な形で明るみに出るでしょう。もう一つ気になったのは関空の5月から9月の客数が昨年比80%減という数字です。国内線は75%減ということですが、この中でPeachは12月からエアアジアが撤退した中部セントレアに新千歳と仙台に新規路線を就航させるという攻めっぷりです。国際線は崩壊は来年も回復する見込みがありませんが、国内線についてはPeachやSkymarkを中心にある程度回復するかも知れないと思います。知人の話ですが、関西から山形の大学を受験する学生の交通手段を検討した結果、新幹線よりPeachで関空から仙台に飛んで、JRで山形に行くという手段が時間と費用の両面で有利という結論でした。片道3時間を超える国内移動ではこのようにLCCに時間的、コスト的優位性が存在し、不況よりシビアになった移動コスト見直しにより回復の芽があると思います。

個人レベルでも近所の自営業の方と話をすると、ZOOMのよる新規事業セミナーに参加して、新たな方向性を学んでいる最中だとか。仕事のない今、支援に頼ってじっとしてるか、来年の大転換に向けて学んでいるかで大きな違いが出るという、その方の弁はもっともなことだと思いました。

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