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日帰りふらり篠山市

兵庫県の猪名川にある道の駅。嫁(※)といっしょによく買い物に行きます。

併設のスーパーには地元の食材が安く売られているし、おいしいパン屋もあるし、ジェラート屋もある。とてもお気に入りの場所なのです。

※ふつう人に妻を紹介するときは「うちの妻」と書くのが正しいけど、関西では「『うちの嫁』っていうのか普通ですよ!」と行きつけの美容院のマスターに教えてもらったので行儀よく真似します、ええ

日曜日、「ここを北上したらどこに行くんだろ?」という話になってドライブしていたら篠山市に着いちゃいました。えっと・・・「いつか丹波篠山を旅行しよう」と言っていた場所に不意に到着しちゃいました(笑)

というわけで、せっかくだから観光してきました。


篠山城跡

とはいえ予備知識と心の準備もなかったので街のシンボルともいえるお城の跡へ。

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ここの城主は城内に神社を建てていたようで、その周辺だけちょっと違う空気感。木々もなんか力ある様子。

ふたりしてしばらく感じてました。

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この日は曇り空でしたが、帰り際に夕日がさしてきて「撮らんでええの?」と嫁が言ってくれ、城跡には2度訪問。上2枚がやわらかな夕日を浴びたときの写真です。

朝と夕は写真を撮る時間としては鉄板です。


篠山ギャラリー KITA'S

町中を散策してみると、どこか松本のような雰囲気もあるし、と言った感じ。んで、たまたま目にした篠山ギャラリーさんにお邪魔しました。

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作家さんの商品を陳列、販売しているスペースみたいだね。

ここのスタッフのおじさん、とても雰囲気の良い方。商品について丁寧に説明してくれたり、人当たりが良さそうだし、そしてなにより「写真撮って良いですか?」と尋ねると「もちろん!むしろインスタにあげてください(笑)」と満面の笑みで言ってくださる。

商品をあちこちに移動してオッケー
撮ってオッケー
触ってオッケー
フリーダム!

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松本生活でも感じたことだけど、地方はそういうところが良い意味でゆるくて嬉しいです。

以前、松本の「栞日」というブックカフェでポートレイト撮影したい旨を相談したら、「どうぞどうぞ、自由に使って」と言ってくださったし、お気に入りのパン屋「アンゼリカ」でも女将さんが「きゃ〜良いわよ〜、でもワンドリンク注文してね」(もともと2Fを使うには注文制)って感じで快く場所を貸してくださる。

もちろん、そうじゃないところもあるけど地方は比較的多い印象。写真を撮る者としてはありがたいし、嬉しいです。


ギャラリーカフェのおいしい珈琲

珈琲好きな僕と嫁。聞くところによるとこのギャラリーに併設しているカフェは焙煎職人こだわりの珈琲を淹れてくれるところとのこと。

もう行くしかないじゃん?

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すごーくこだわってそうなおじさんが淹れてくれました。

たしかに美味しい。中粗挽きで豆を挽いていることもあるのかな?あっさりしてました。でも、しっかり味もあるし、時間経過によって深みも増す。僕が飲んだのは「冷めるに従って美味しくなる系」ですね。

店内のスピーカーが巨大でかかっている音楽がやや大きかったけど、店の雰囲気はいいし、おじさんの笑顔もイケてるし、珈琲はおいしい。


KITA'Sのスタッフさんを見ていて感じたことは、スタッフさんの雰囲気がいいとお店の雰囲気もいいんだな、ということ。

雰囲気=空気感ってのは、その場所だけでなくそこにいる人や物も影響するものだ、と信じてる僕は「やっぱりそうだよね」と思ったのでした。


おわりに

不意に到着してしまった篠山市だけど、振り返ってみるといい週末を過ごせました。豊かな時間だったね。


個人的びっくり発見

この日撮った写真で個人的にびっくりしてるのが自撮りです。

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「僕って写真撮ってるとき、こんな渋い顔して撮ってるんだぁ」と翌日になってもニヤニヤしてました(笑)

いやね、3年くらい前かな、僕は「カメラの似合う渋いおっさんになる」って決めてたんですよ。カフェで珈琲なんか飲んで、ちょいと休んでからまた撮影する、みたいな渋いライフスタイル。あくまで自分基準の渋さですけどね。

いやいや、すでに叶っているじゃんよ。
いつの間にか叶っていたじゃんよ。

だからびっくり。

でもね、本当は『Leicaの似合う渋いおっさん』なんだけどそれはまだまだ先。今はLeicaよりSIGMA fpが欲しいな。


みなさんからサポートいただいものは、撮影のための移動費や美味しいご飯を食べるために使います。好循環です。