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妄想紙[vol.10]June


6月は学ぶということや他者と対話するということについて、多く考える1ヶ月だったように思う。カフェゼミのゲストでは、北欧の教育機関フォルケホイスコーレの話を聞き、「日本の学校との学びの捉え方の違い」を考えさせられ、読書会では「価値観の違う他者と話すこと」について考えた。

長岡研究室のテーマは「創造的なコラボレーションのデザイン」だ。だからこそ、異なる他者とコラボレーションすることを考え、自分の意見についてもそこに潜む価値観についても考えることになる。この妄想紙も同じ時間を共にしても、バラバラな感想が出てくるから面白い。


6月のゼミの活動
*日付をクリックすると、その日のツイートまとめに飛びます。

6/3(木)文章制作WS

6/10(木)カフェゼミオンライン
テーマ:北欧独特の成人教育機関フォルケホイスコーレ
ゲスト:大城みくさん

6/17(木)読書会「わかりあえないことから」

6/24(木)
2・4年生映画「The true cost」鑑賞会
3年生 カフェゼミ準備



◆自分にとっての学びとは何か / ののか

スッキリは一瞬で終わるが、モヤモヤはなかなか消えないからこそ大事にしなければいけない。しかし、モヤモヤを生むには小さなことでも疑問を持たなければいけない。さらに疑問を持つためには人にやらされるのではなく、自分主体でやることが必要になってくる。(「学びと感情の結びつき #2021 .06.10」より)

目次
・学びと感情の結びつき #2021 .06.10
・自分にはない新たな視点 #2021 .06.17
・まとめ


自らに落とし込む / Cain

要約と聞くとどんなイメージをみなさん抱くだろうか。僕が想像していた要約は、筆者の伝えたいことを端的にまとめたものであった。しかし今回のテーマはABDを用いた要約であったため、大きく的を外した形となった。ここでの要約は何ページにもわたる章の中でなぜ自分がこれを要約したのかと言う理由を相手に伝えることが肝心であった。(「0617_新しい要約」より)

目次
・0610_教育から生まれる違い
・0617_新しい要約
・まとめ


◆知ろうとする / はるか

障害のある方は「移動する時も買い物をする時も家の中で過ごすときも何かしら困っている」、そんな偏見があった。だから不便なことはたくさん出てくるはずだと思い込んだ。

でも実際はそうじゃなかった。自分の偏見に気づいた時にハッとした。自分は偏見を持っていないと思っていたから。でもまだあるかもしれない。そんな自分の偏見に気づき、訂正することが必要だ。それが、誰かを傷つけないことに繋がるから。(「自分の偏見に気づく」より)

目次
・自分の偏見に気づく
・分かろうとする
・終わりに


◆6月に起こった衝撃 / mika

わたしとゼミ生のよしことで、ゼミ後に対話の時間を取る企画を立てた。私が代表してその企画を先生に伝えた後、先生とzoomで話した時に「誘う勇気がないから、場を作ろうとするんだ」という話をされた。正直、最初は全然心に響かず、「でも」「だけど」みたいに色々理由をつけて認めようとはしてなかった。

ただ、30分くらい話していくうちに、「いや、本当にそうじゃん。勇気ないだけじゃん」と腑に落ちた。今までの色々な自分の思考の流れが、急に繋がり、その時声が大きくなったことを覚えている。テンションが上がったのかもしれない。

目次
・0615_誰にとってもズッ友な固定観念
・0606_

リンク


◆越境と心の問題 / MINAINOUE

越境では時に見たくないものを見てしまって、悲しい気持ちになってしまうこともあるのではないでしょうか。今回は越境と心の問題について日頃考えていることを記していきます。

「越境があんまり楽しくない…」
「越境先で悲しい気持ちになってしまった…」
「心の問題に興味がある!」

こんなことを考えている人にぜひこのnoteを読んで頂ければと思います。(導入文より)

目次
・6月26日のツイート
・6月8日のツイート
・最後に


◆対話の場_信頼し人との違いに寄り添う場 / さら

そもそもなぜ人は話し合いをするのか?
目標達成のため、お互いの考えを合わせることを目的にした場合もあるのかもしれない。しかし私が意識したいことは、対話や議論は、異なる意見や視点を発掘し話を深めるための時間であるということだ。(「おわりに」より)

目次
・6月10日 対話や議論で浮き上がる異なる考え
・対話や議論をする際の聞き手側の態度
・おわりに


◆他者への意識 / いとれい

私はゼミに入りたての頃、ゼミとは「自分が」学んで成長できる場だと考えていた。もちろん、ゼミによって様々な体験を重ねひとりひとり成長していくことのできる場であると思う。しかし、実際にゼミに入って学んでいくうちに、ゼミとは「お互いがお互いの」学びを深めあう中で、自分が成長できていく場なのだなと感じ始めた。(「0617_みんなでつくりあげる学びの場」より)

目次
・0603_記事を公開するということ
・0617_みんなでつくりあげる学びの場
・まとめ


◆対話が生まれるきっかけ / よしこ

あらかじめ問題意識をもって取り組むことは大切なことであるが、それに囚われてしまうと結果に目がいき、その過程での違和感や疑問には気付けなくなってしまう。対話が生まれるのはこの違和感や疑問に気づいた時であり、それは「よりよくするにはどうしたらいいか?」という広がりのある問いかけになるのだと思った。(「0610_トピックはずれてもいい」より)

目次
・0610_トピックはずれてもいい
・0610_共感の先に
・まとめ


◆妄想紙vol.9_自分の内側にあるものを出すこと / Yui Tanaka(やさころ)

対話の中では、誰かと話している時に自分がどう思っているかよりも、ここでは何が求められているのかを先に考えてしまうことが多いという話が出てきました。簡潔にいえば、建前と本音どちらで話せているのかということ。その時は、本音で語り合えるようになりたいよね、という結論で帰着しましたが、今振り返ると「建前」も他者と自分が心地よく対話するために必要なものだと感じます。(「ちょっとした言い方の違いで、他者への伝わり方が変わる」より)

目次
・白黒はっきりつけなくていい、グレーをありのままに書く
・ちょっとした言い方の違いで、他者への伝わり方が変わる
・まとめ


◆大きな経済と小さな経済 / いずみ

人口が本州で一番少ない市である石川県珠洲市で暮らした約1か月間。たったか月という短い期間の中でも本当にたくさんの経験をさせてもらった。その暮らしの中での特に印象深かった経験を何回かに分けて書いていこうと思う。

今回は地元若手農家Kさんの畑の手伝いをする中で目の当たりにしたことを。ゼミでは何度か話題になったこともあるフードロスの問題。その時に話していたのは、主に消費の段階での問題だったと思う。しかし、実際に生産の現場を見てみると、僕たちが普段目に見えていないところでこんなにも衝撃的な起きているのかと驚愕した。そしてそれは、根本的な経済の在り方が原因にあるように思えた。(書き出し文より)

目次
・出荷できないブロッコリー
・顔の見える関係性
・大きな経済から抜け落ちるもの
・小さな経済の在り方


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法政大学経営学部長岡研究室とは
「創造的なコラボレーションのデザイン」をテーマに、古い価値観や慣習に囚われず、自由闊達に個性を発揮しながら、一人ひとりの多様性を受け入れる、明るい未来を先取りした創造的な暮らし方、学び方、働き方 ・・・の姿を探り、描き、つくる、"未来志向" の実践活動 に取り組むゼミ。

#MELCブログ
#妄想紙_09

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