ワセダ三畳青春記
高野秀行著「ワセダ三畳青春期」読了。夢中で読めた。面白い。読んでる間、自分もダラダラと汗かきながら暑い夏を一緒にやり過ごしている感覚になった。それでいて、読み終わった後は不思議と爽やかでなんだか元気が出る。
もし仮に、海外旅行中にこの本を読み終えて、一人旅の青年とすれ違い、お互い軽く会釈をするような機会があったなら、少し遠慮がちに「この本読んだことあります?もしないようでしたらお譲りしますので、是非!」とこの本をしかと手渡すだろう。そして更に、その青年が夢中で読み始めることを想像してにやけるだろう。
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