見出し画像

4/5


最近電車の中や何もしていない時に「次は何を書こうかな」と色々口の中で言葉を連ねるのが楽しい。

noteはあまり知られていないし、文字制限や評価、拡散の数を全く気にしなくていいから気持ちが楽だ。(長文を指で打つのは少し面倒だと思ってしまうけれど)


夜眠る前に下剤を容量を守らず多めに摂取してから寝る。私は仕事をしている時、人といる時、寝る時にお腹が物質に満たされている状態がとても嫌である。下剤君に縋り、なるべくお腹の中を空にしてもらっている生活をもう8、9年は続けているだろう。一時はODによって下から内臓出るんじゃないかと言うくらい(汚い話ですみません)、眠るのも許されず腹の激痛に苦しんだ。でも自業自得であるので自分に失笑しながら苦しんだ。

昔ほどODはしてないけれど決められた容量は勿論破り、昨夜も飲んで寝た。大体これくらい付き合いが長いと何時間後に腹痛が来るかは分かる。(と言っても痛みに慣れすぎで違和感、くらいにしか思っていない。)
が、どうしたことか。シャワー後も朝ご飯後も来る気配がない。出勤する準備の合間合間にお腹を引っ込ませたりわざと膨らませたり、グーで軽く殴ってみるも無反応。なんだと…?いやでも家を出なければ電車に間に合わない。ゴミ投げをしてから駅に向かった。

電車に乗り、案の定あと2駅と言うところで腹痛が来た。それもいつもよりも痛い。常人なら到着地の前の駅で降りてしまうだろう。しかし私は精神統一をし、自分に「お前ならできる!今までもそう頑張ってきたよね、私たち」と優しく励ました。そう、この人権が剥奪されかねない焦燥感は幾度となく体験しているのである。

目的地に着き、ダッシュさえしない余裕さ。表情とは裏腹に腸が悲鳴を上げている。ゴールは近い。だから焦るなと腸にまで励ます次第だ。

無事ゴールをし、薄暗い部屋から一筋の光が私を照らした。そこで拍手喝采の音が聞こえ、自分と自分が抱き合う光景をお手洗いの中で見た。

と、朝から形にないものと闘いを繰り広げるのが日常茶飯事であります。薬の依存、本当に良くありません。一刻も早く「普通」の身体に戻したい。