売ることの難しさ|投資記録(37週目)

37週目(7月21日〜24日)は、月曜日に大きく上昇し、その後ずるずる下げる1週間でした。CRWDとDDOGは-1.38%、-2.82%と先週に引き続き下落したものの、LVGOとROKUは+4.82%と+1.89%と上昇し、先週比で+1.02%と僅かに上昇しました。

保有銘柄の騰落率

いままで騰落率のことをぼうらくりつと読んでいました…。漢字変換で候補に出ず気が付きました…恥ずかしい…。保有銘柄の先週比および直近の高値からの騰落率は以下のとおりです。

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LVGOは木曜日に上場来高値を更新してからずるずると下落し、高値からは-8.7%となっています。CRWD・DDOGは直近の高値からの騰落率が-15%ほどです。

保有銘柄・取引

今週は新規取引はなかったものの、LVGOが上昇し、CRWDとDDOGが下落したため、LVGOのポートフォリオに占める割合が34.69%まで上がりました。1銘柄が占める割合としてはかなり大きくなってしまったのですが、取得額ではCRWDとDDOGとほとんど変わりません。今後の急成長を期待する銘柄でもありますので、リバランスはせず、むしろ決算が良ければ買い増しも検討していこうと思います。

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売ることの難しさ

今週の金曜日は、Twitterで米国グロース投資家として有名なPuruさんが、一部のソフトウェア銘柄を利確したことが話題になりました。もともとPuruさんは、①3月からの急上昇は普通ではなく近いうちに調整が起こる、②急上昇した高いバリュエーションの銘柄は今後5年間は市場平均を下回る、③ただし長期で見れば調整しながらも上昇していくと投稿していたものの、上目線でいた投資家にとっては驚きであったようです。

かという私自身も、自分よりも経験が長く、優れたパフォーマンスを出している方が売っていることを見ると、やっぱり不安になります。このままホールドを続けて良いのか、利確をした方が良いのではないか。実際に保有銘柄の多くはここ1ヶ月間、株価は上昇しておらず、直近の高値から大きく下落しているのです。悩みに悩み、Q2の決算結果を見るまでは保有することにしました。

こうして思うことは、買うよりも売るほうがよっぽど難しいということです。短期的な下落で狼狽して売ってしまう、少しの利益を確定してしまう、含み損が出ている銘柄を塩漬けしてしまうなど、いずれも売ることの失敗です。エントリーポイントが良かったとしても、やはりどこか天井になるのか、短期的な下落であるのか、このまま下落相場に入るのかなどわからないわけですし、売る判断はいつも難しいです。

すると欲しくなるものは、売却を判断する明確な基準です。誰もが入手可能で、市場の期待値とそれに対する結果が定量化されている指標。それはやっぱり「決算」です。日々の細かい値動きに右往左往するのではなく、結局のところ、決算が良かったか悪かったかにもとづく判断が良いと思うのです。さらに、①相場に逆らわないこと、②自分の買値を気にしないことも大事であると学びました。

①どんなに決算や事業が良くても下がる銘柄は下がり続けるのです。例えば、昨年11月に買ったROKUはずっと下落相場で、市場も期待を上回る決算を出しても下がり続けました。最近になってようやく取り戻してはいますが、いつか上がるだろうという期待感からホールドを続けるのではなく、堅調な銘柄に乗り換えた方がよっぽどリターンは良くなるということです。

②cisさんの言葉に「個人的な買値なんては市場にとっては知ったことがないし、買値とか基準して意味があるはず無いよね」というものがあります。自分の買値を基準に考えると、例えば、含み益の割合で判断したり、買値を割ったから売却するなどをしてしまいがちです。しかし、良い決算を出し上昇相場ならば、多少の調整で右往左往せず保有を続ければよく、含み益がのっていてもトレンドが転換したならば売ればよいのです。自分の買値を基準にしてしまうことで、適切な判断を取れないことがあります。

今後について

いよいよ来週からは決算シーズンです。相場に逆らわず、自分の買値を気にせず、決算の結果にもとづき売買の判断をしたいと思います。

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