硫黄三島クルーズ+αが最高だった話 おまけ
主に次回のための覚書と本編に書くまでもなかった雑記です
【持っていくべきもの】
<日焼け対策編>
・帽子
・UVカットパーカー
・サングラス
・日焼け止め
フル装備で行きましたが大正解でした。
シミができちゃう🥺とかいう可愛い理由ではなく、日差しが強烈なため何もしないと肌が腫れ上がるためです。リゾートっぽい短パンの方もいましたが脛から下が真っ赤でした。
サングラスは陸のアクティビティならいらないかもしれませんが、バードウォッチングやホエールウォッチングをするなら必須です。海面の照り返しで裸眼だと目がチカチカしました。
<バードウォッチング編>
・双眼鏡
今回友人に借りて持参しましたがやっぱり航路探鳥には双眼鏡が欲しい。
双眼鏡は動きを観察するもの、カメラは色と形を後からチェックするものなので役割が全然違いました。今度は買おう。
・折りたたみ椅子
今回持っていかなかったのですが必要でした。
何時間も立ってるの辛すぎ…
手摺が邪魔なため背の高いタイプが理想かな?とは思いますが、カメラを構えるためどうせ立ち上がる気がするのでひとまずは手持ちのちゃっちいやつを持って行ってみたいと思います
・S字フック&ドライバッグ&ボトルホルダー
以前橘丸で見かけて頭いいなと思ったやつをパk…リスペクトです。
荷物を手すりに引っ掛けておけます。デッキの床はわりと濡れているので床置きはおすすめしません。
長時間居座るため水分とおやつを入れておく袋も必須。これはレジ袋でも大丈夫かしら。
・レインジャケット
おが丸のデッキが思ったより肌寒かったため、羽織として重宝しました。
雨天時は普通に必須。
・時計
鳥の出現時刻をメモしておくのに便利。
スマホでもいいのですが、いちいちカバンやポケットから取り出すのは意外と面倒。カメラやら双眼鏡やらでわちゃわちゃしてるので落とす危険もあります。
腕時計が苦手なので今回はナースウォッチを採用。やはり便利でした。
<その他>
・エコバッグ
船内で着替えやら化粧品やらをまとめて運ぶのに便利。
今回宿が相部屋だったためスーツケースを何度も広げるのが気が引け、必要なものをとりあえずエコバッグや巾着に詰めてベッドの端に置いておくのにも大活躍でした。
・薬類
ほとんどずっと船に乗っているため、お馴染みの酔い止めアネロンはやはり欲しいかなと思います。
またアトピー性皮膚炎持ちの人はあらかじめ強めの薬を処方してもらった方がいいかもしれません。日焼けダメージと汗で私の肌は壊滅しました。こまめに着替えるべきだった…
持病のある方は日数分の薬をお忘れなく。
【カメラ関係覚書】
<メモリーカード>
持って行ったのは128GBのSDカード2枚、32GBを1枚。
結果、128GB2枚は満杯、32GBもそこそこ使いました。
撮り過ぎ!!
大半は遠方のミズナギドリを必死で連写しているものなのでとてもじゃないがお見せできるようなものではないし…
それでも航路探鳥3回目でようやく感覚を掴めたような気がします。
次回はもうちょっと打率を上げられるようにしたいものです。
<設定>
基本はSSを5000以上で撮影しました。
三脚不使用のため手振れをどうにか軽減するのが重要なのです。
それから夜明け前後およびデッキを移動した時はこまめに画像をチェックすること。
日差しの量がどんどん変わる時間はまめに設定を変えないと失敗写真を量産するだけになります。
右舷・左舷を移動した時も順光・逆光が入れ替わるため薄曇りでない限り必ず設定変更は必要です。
<熱が籠ってさあ大変>
前回の小笠原で作成した防水・防塩のためのお手製ビニールレンズカバーがいい感じだったので、若干の改良を加え今回も採用。
ところがカバーで熱が籠るからなのか、ホエールウォッチング中や陸での撮影時にカメラが不調に陥る事態が度々発生。
前回は11月、その後の八丈航路も3月だったためこういう事態は初めてでし
た。夏の日差しすっごい…
おそらく原因は熱+32GBのメモリーカードが古い規格のものだったこと。
カメラの性能に元々追いついていないところに追い打ちを食らったのでしょうか。
おがさわら丸で撮影している時は日陰が多かったためか、はたまた128GBをどうにか容量空けて使用したためか、特に支障はなく撮影できました。
次回は新しいメモリーカードを用意するか、レンズカバーを改良するかしましょう。
【雑記】
<北硫黄島にて>
島をぐるりと回る途中で後ろから声が聞こえた。
「あの辺におばあちゃん住んでたんだ〜」
な、何それ気になる…!
話聞きたい…!
あっでも鳥、鳥きた、鳥見なきゃ…ああー鳥かわいいねぇ!珍しいのも来たやったー!
…あっもう誰かわからん…
<カエルのミイラ>
宿から小港海岸へ行く道中にやたら目につくカエルの死骸。ほとんどはカラカラに乾燥してミイラ化状態です。
数体どころではなく、10分歩く間に10とか20とか30とかそういう勢いで落ちています。
あまりにたくさんあるので最初は何かカエルが大量発生するような事件でもあったのか?と疑うほど。
考えてみればなんてことはありません。
この島にはスカベンジャー=死体を食べて掃除するポジションの生き物が少ないのです。
カラスっていい仕事してるんだなぁ。
<亀の恩返し>
ホエールウォッチングにて、マッコウクジラに大興奮の後。
同乗したおじさまとクジラすごかったね!と話していたところ。
「俺昨日亀助けたから恩返しかな!」
聞くとナイトツアー中、産卵に来たアオウミガメが流木に引っかかってもがいていたのをみんなで助けたらしい。
やはり徳、徳です。
自然現象や野生動物相手だと人間に都合のいいシチュエーションがいつも来るとは限らない。
善行を重ね徳を積んで祈るしかないのです。
【終わりに】
これで今回の記録は終了。
次回の小笠原旅行が今から楽しみです。
年末年始に行って母島から日本一早い初日の出を拝むもよし。
ゴールデンウイークにザトウクジラを見に行くもよし。
夏の海でイルカと泳ぐのもぜひやりたい。
いつにしようかな~
ではまたいつかの機会に。
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