見出し画像

有名進学校が多数採用している「知られざる問題集」

どうも! 「ある英語講師」こと田中健一です。

このツイートに対して「嘘やろ!」のような反応をいただきますが,私は長年現場で英語教育をしてきている人間です。今は業界最大手予備校の講師ですが,以前は学力不振を極めた若者が集まる私立医系専門予備校などに出講していました。日本の英語教育の「現実」をこの目で見てきました。

このような,英語が得意な人から見たら「信じられない!」レベルで躓いている人のために作ったのが『英文法入門10題ドリル』です。

大学受験用の問題集ですが,中学レベルから対応しています。こうした本は以前からあるのですが,「例文が幼稚でやる気がしない」のような反応が多く,私も(確かにそうだよな)と思っていました。

そこで,『英文法入門10題ドリル』では次のような構成にしました。【〈A of B〉は「BのA」】を徹底訓練する第17講を使って説明します。

画像1

まずはこのように,中学レベルの語彙でできたフレーズを練習します。【〈A of B〉は「BのA」】であることを理解してもらいます。

画像2

次に,語彙レベルを上げたEXERCISES Aに挑戦してもらいます。単語が難しくなり,フレーズが表す内容も高度になっています。ここでも【〈A of B〉は「BのA」】を徹底特訓です。

画像3

EXERCISES Bでは,入試問題を活用して【〈A of B〉は「BのA」】の練習を続けます。こうすることで,いま学習していることが大学入試とは無縁ではなく,むしろ地続きであることを知ってもらえて,やる気を刺激します。

私立中高一貫校では,中1の冬から中2の夏くらいにこの『英文法入門10題ドリル』に取り組み,その後で『英文法基礎10題ドリル』に進むところがいくつもあります。詳しい名前は出せませんが,東大合格者ランキング上位常連のあの学校も,この学校も…といった情勢です。

拙著はここ数年で出版された「新興勢力」のような存在なので,「元受験生」の大人の方々にはあまり知られていませんでしたが,『独学大全』で有名な読書猿さんが絶賛してくださって以降,知名度が上がってきています。英文読解[解釈]の入門書『英文読解入門10題ドリル』が今のところ最新刊です。

拙著はどれも「大人のやり直し」にも適した教材になっています。ぜひ一度,書店でお手に取ってご覧いただけたら嬉しいです。

(ひとりでは勉強できないな…)という方にはDMMオンラインサロン「田中健一 英語道場」があります。

ここではもちろん拙著の質問ができますし,それ以外にも色々な勉強の機会を提供しています。詳しくはこちらをお読みください。

#娯楽・教養としての受験勉強


皆さまからのお布施はありがたく頂戴いたします!