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修正申告は「詐欺師」で「不埒な人」?持続化給付金の入金が遅れている理由が判明

【追記】(2020/5/17 昼)
牧原経済産業副大臣さらに発信がありました。

事実上の発言撤回(修正)と判断して良さそうです。ただ,初日に申請したものの未入金の人が多数いる状況は改善されていません。

【速報】(2020/5/16 昼)
牧原経済産業副大臣から発信がありました。

「修正申告全般を止めたわけではない」と読めますが,どうでしょうか。今後も注目していきます。

【重要】
この件での抗議や怨嗟の言葉をTwitterに書いていても国にはなかなか届きません(ツイートするのであれば政治家へのリプで)。当事者の方は与野党の関係議員に直接メールやFAXを送るか,事務所に電話をかけてください。議員名で検索すれば公式サイトが出てきて,たいていはそこに連絡先が掲載されています。

牧原経済産業副大臣による連続ツイート。

重要なのはこの部分です。

「私からは修正申告での申請は一旦止めるように、と指示をしました。」

持続化給付金がなかなか入金されずに困り切っている方,もしあなたが「修正申告」した書類を提出していた場合,政府によって意図的に入金がストップされています。

「修正申告」は国が認めた制度です。これをした人は「詐欺師」「不埒な人」である可能性があるなどと言うのはとんでもない暴論ではないでしょうか。

また,「#本業なのに雑所得」のフリーランスの人の中には,コールセンターに相談して,「雑所得を事業所得に修正申告してから申請してください」と言われて,そのようにした人もいます。「所得の内訳書」を添付すれば本業なのかどうかはすぐに判断できたはずなのにそうした仕組みを作らず,その手間を税務署に推し付けるようなアドバイスをして,それに忠実に従った人たちを「詐欺師」「不埒な人」だと疑うとは,どういった料簡でしょうか。

そもそも「#本業なのに雑所得」のフリーランスは税務署で相談した結果そのようにしてきたわけです。そして今回もコールセンターで言われたことに従って修正申告をした。そんな善良な人たちを「詐欺師」「不埒な人」であるかのように言うのは断じて受け入れられません。

「自粛要請」に従って三月,四月と休業して無収入になった事業者の中には貯金が尽き,五月の支払いができずに困り切って思い詰めている人がたくさんいます。そうした人たちを救うはずの制度が「修正申告」の四文字で止められている現状は異常な事態だと言わざるを得ません。速やかな改善を求めます。

皆さまからのお布施はありがたく頂戴いたします!