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英作文だけじゃない!『伝わる英語表現法』の学び方

どうも。「ある英語講師」こと田中健一です。

私はこの記事でこう書きました。

『伝わる英語表現法』は英作文対策に最適な教材だというのが私の考えでしたが、今回再読した結果、どうもそれだけでは済まない、英語の学習法・指導法のヒントになる記述がたくさんあることに気付きました。

ここで紹介した以外の「読み方」を紹介したいと思います。

【「訳す」のではなく「伝える」】(30~31頁)をお読みください。まだお持ちではない人は,街の書店へレッツラゴーです。最近ではAmazonでも安定して買えるようになりつつあります。

「何と言ったの?」"What's he saying"が「意味の把握」であり,"He is saying...."が「意味の伝達」です。

この部分は,日本語を英語にする時だけではなく,英文を正確に読む際にも活用できるのです。「結局,この英文は何を言いたいのか?」をとらえるためには,読み進める中で
"What is this author saying?"
"The author is saying...."
と英文に,そして自分に問いかけながら読んでいってください。これは例えば東大の要約問題対策になります。

もちろん,こうした読解をするためには基本的な英文法や英文解釈の知識が前提です。1文1文を理解できるようになってからでないと文章全体は理解できないのは当然のことです。

(こ,この流れは,宣伝が来るのでは?)

正解! 宣伝するよ。自他共に認めるいい本ですから。文単位の理解に自信がない人におすすめの3冊があります。

英文法については『英文法入門10題ドリル』と『英文法基礎10題ドリル』を。

英文解釈は『英文読解入門10題ドリル』で勉強してみてください。

いやあ,英語学習って,本当に楽しいですね!

#娯楽・教養としての受験勉強

皆さまからのお布施はありがたく頂戴いたします!