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文化放送「おとなりさん(月曜日)」でナガイ&ピースが結成されました。(永井玲衣さんと平子祐希さん

アルコ&ピースの平子さんが好きだ。TBSラジオ「アルコ&ピース D.C.GARAGE」は妻に薦められてから欠かさず聴いている。

最初は妻子好きすぎて、しゃらくさいなと思っていた。
しかし、徐々に相方の酒井さんを大切にしていることや、本当に妻子を大事にしていることがエピソードを通して分かり、好きになった。
イノをモグにするのも好きだし、忍者になって巻物を取りに行かせないネタも好き。

そんな平子さんが文化放送でラジオを始めたということを今まで知らなかったのは不覚であったが、初めて聴いたときのゲストが哲学研究者の永井玲衣さんだった。
哲学対話という活動をしているらしい。
問いと向き合う。

平子さんのあげた問いが、
「自分をみんなが騙しているのではないか」、
「今見えていないものは存在しないのではないか」といった趣旨で、戸田山和久先生の哲学入門で最近読んでいたものそのものだった。

平子さんは心の哲学をしている

永井玲衣さんもすぐに好きになった。
「哲学者という呼称は他称であり、本当は哲学者と、名乗りたい」という冒頭から良かった。
(実のところ、好きな曲がZAZEN BOYSのHonnojiだというところなのだけど…ずっと何言ってるかわからないからという理由も最高で笑った)

哲学対話なる活動をしているということで、茅ヶ崎の長谷川書店(いい本屋さん)ですぐに買った。

私も世界の複雑さを少しでも理解しようともがいて本を読んだりしている。本なんて必要ないよってくらい充実できているひとに憧れがあるけど、たぶんそうはならないと思う。

しかしながら、哲学も対話も何の役に立つの?の筆頭である。気がする。残念ながら。

哲学は役に立つ主張の山口周さんも好きだけど、すこし弱い(悪い意味でなく)永井さんや、鳥羽和久(こどもつながり)さんの本を読み解いていきたいと思う。

ということで、夏のおすすめは、8月1日(月)9時から放送された文化放送の「おとなりさん」です。radikoは1週間経つと消えてしまうのでおススメしました。

永井さんの水中の哲学者たちも良い本でした。内容はもちろん、鈴木千佳子さんの装丁も素敵。ポール・ナースのwhat is lifeの装丁も鈴木千佳子さんで素敵。

感謝(驚)