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月に一度の定点観測!資産ログ作成法+2022年2月のログ【サンプル頒布有り】

2021年のはじめに「蓄財」をこころざしてから1年が経ちました。

私がその時期に始めた習慣のひとつに「資産ログ(記録)」の作成があります。正確には2021年3月から始めたので、今月で丸1年、来月からは2年目に突入します。

今回はそんな「資産ログ」のやり方や効果などについて書きたいと思います。記事の最後では、実際に使っている書式のリンクを有料にて公開しています。コピーして自由に加工いただき、ぜひ使っていただけるとうれしいです!

記録の取り方と、長続きさせるコツ

資産ログの作り方はいたってシンプル。月に一度、その時保有している全部の資産の残高を記録していくだけです。家計簿や紙のノートにつけてもいいですし、Excelなどの表計算ソフトで専用のシートを1つ作れば、計算も自動化できて便利です。

私はスプレッドシートで作成していて、毎月第1土曜日をその日と決めてスマホのカレンダーにリマインダーを登録しています。とはいえ、忙しければ翌日の日曜日にやったり、逆に確定したものは先に埋めてしまったりと、あまり杓子定規になりすぎないようにしています。

記録する金額についても、1円単位で細かく詰める必要はなく、千円以下は切り捨てても大丈夫。とにかく自分に少しでも「面倒くさ…」と思わせたら負けという気持ちで笑、無理をしすぎないのが習慣化のコツです。

私が記録していること

私の資産ログの内訳と、それぞれの記録方法は次の通りです。

《現金その他》
現金:手持ちのお札のみを確認(=1000円単位で記録)
メルカリ残高:スマホのアプリで残高を確認(1円単位で記録)

《銀行口座》すべてスマホのアプリで残高を確認(1円単位で記録)
A:メインバンク(給与振込&クレカ引き落とし)
B:ネット銀行(貯蓄用)
C:地銀(主に家賃振込用)
D:ネット銀行(貯蓄&投資用)

《証券口座》アプリやWebで残高を確認後、1000円単位で記録
A:企業型DC(会社加入)
B:米国株式
C:特定口座
D:つみたてNISA用

私は費目によって1円単位か千円単位かを変えています。これには一応理由があって、現金は小銭を数えるのが面倒だから、預金口座は確認した金額を見たまま入力した方が楽だからです。
有価証券については都度変動するので1円単位で記録しても意味がなく、もし正確に記録すればそんな意味のないことで一喜一憂するかもしれません。なので、そんな無駄なことをしないですむように千円単位にしています。

金額として記録しているのはこれだけですが、私の資産ログにはその他に2つの欄を設けています。

リスクを下げ、やる気を持続させるために


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ひとつは総資産における有価証券の割合のログです(緑色の列)。今のところは全然心配する余地はないのですが、あまりにも割合が高くなるとリスキーかなと思い、見てすぐに分かるようにしています。

もうひとつは2021年3月の記録開始時の総資産を100%とした時の増減率です。単純に、振り返った時「ここまで来たぞ!」と嬉しくなるためだけに設けました。笑

「資産ログ」に決まりはありません。個人的に把握しておきたいことや、見える化するとプラスになりそうなことはとりあえず追加してみて、面倒ならやめて…と試行錯誤していくうちに、だんだんと自分に合った記録の仕方が見つかるかと思います。

2022年2月の資産ログ+サンプル書式配布

何ごとも、定点観測は続けてこそ効果を発揮するものです。積み上げた数字を見て自信がつくだけでなく、思うように増えていない費目が分かると早めの軌道修正もできます。
私はまだようやく12カ月目の記録を終えたばかりですが、年単位で見るともっと色々とわかることがあるはずで、今からわくわくしています。

今月の私の資産ログによると、前月に比べ現金預金が+13,165円、有価証券が+43,000円、トータルで約+56,000円となりました。大部分がつみたてNISAのおかげですが、着実に増えている実感がわくと「引き続きがんばろう!」とやる気が出ます。

最後におまけとして、実際に使っているGoogle Spreadsheetのサンプル書式を掲載します。参考になれば幸いです。サンプル書式は「ファイル」⇒「コピーを作成」で、ご自身のGoogle Spreadsheet上で実際に使っていただけます。

↑合計の列(B,I,N列)およびO,P列には計算式を入れています。特に保護などはしていませんので、コピーを保存頂いたあとは好きなように使ってみてください。また、不具合やお気づきの点がありましたら教えていただけるとありがたいです!

サポートありがとうございます。本など学びのために使わせていただき、良い記事を書くことで皆さまへ還元していきたいと思います!