なんのためにもならないからこそ、マリオカートには価値がある


4月になり、自己紹介をする機会が増え、趣味をよく聞かれる。そこで趣味を聞かれるたびに思うのが、「ゲーム」という回答の汎用性の低さである。TierSのスポーツや音楽、旅行などに比べて会話が広がりにくく、回答に適さない。
まぁそれはそうと、僕の心から趣味だといえるものはゲーム(マリオカート)だ。

ゲームなんかしてても何の役にもたたないし、万人との話題になるものでもない。ゲームやってますくらいは普通でも、真剣にマリオカートやってますというのは流石に抵抗がある。

しかしながら最近になって、何のためにもならない、「ただやりたいからやっている」ことに価値を感じるようになった。きっかけは『限りある時間の使い方』という本を読み、これまでの人生が将来のためになることばかりに目を向け過ぎていたと思ったことだった。
小学校は中学校の準備段階だと思って過ごし、中学校は高校にいくために勉強し、高校は大学のため・・・、いったいいつ本番がくるのか。

将来のために備えることは悪いことじゃない。でも、それだけじゃなく今を味わいたい。だから僕はマリオカートをする。






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