プログラミング必修化の「失敗」から自分の子供を守りたい

2020年からプログラミングが必修化されるそうだ。
小学校入学が近づいてきた我が子は、ばっちり「実験台」の世代ということになる。

失敗の定義

さて、プログラミング必修化の「失敗」とはなんだろうか?
論理的思考力が身に付かないことだろうか?それともプログラミングができるようにならないことだろうか?
別にこれらは「失敗」というほどではない。ただ0に戻っただけである。

僕としては「授業がつまらなくて、子供がコンピューターを嫌いになること」が一番の失敗だと考えている。

子供が将来どんな職業につくにせよ、今や生活の一部となったコンピューターと関わらないことは難しい。それを嫌いになってしまうというのは大変なデメリットだ。

失敗の可能性

残念ながら高いと言わざるを得ない。

算数の、国語の、体育の、英語の楽しさを教えてくれる先生がいったいどれだけいるだろうか?
本来彼らは楽しく教えることのプロフェッショナルであるべきなのかもしれないけど、そのことに集中できる職場環境ではなさそうだ。

そういう現状ではうまくいくのは「運」だ。
コンピューターに明るい先生に出会い、その教え方と相性の良かったラッキーな子供達をのぞき、失敗する前提で動いておくべきだと思う。

僕の役目

ということで「学校がどんな授業をしてこようと、子供がコンピューターを嫌いにならないようにすること」が僕の役目だと思ってる。

子供の好きなものを知る

コンビューターはもはや目新しいものではない。
子供達にとってあって当たり前のもので、自然と興味を持つ対象でなくなっているかもしれない。

興味を持ってもらうためには、子供の好きなものを通してコンピューターに触れてもらうのが有効ではないかと思う。

例えば、僕が中学生の時に「数学がゲーム開発の中でどれだけ使われているか」を誰かが教えてくれれば、数学を好きになれたかもしれない。
(当時の先生はひたすら公式を暗記しろ、としか言ってくれなかった)

とりあえず我が家では、3Dプリンターを一緒にいじるという地味な活動をしている。ベイブレードのパーツを作ったり、など。今のところ興味を持っているようだ。

今後

実際僕が小学校のパソコンの授業が嫌いだったので、わりと危機感を持っている。 (そして兄がきっかけをくれなければ嫌いなままだったと思うので、家族の働きかけで解決できるとも思っている)
が、あまり有効な対策を立てられているわけではないので、杞憂で終わってほしい。
いずれにせよ、子供が学校でどんな授業を受けているのか、今どんなことに興味をもっているのか、積極的にコミュニケーションをとっていきたい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?