マイルCS

ここ2週は秋晴れ続いた10月とは打って変わって雨模様の週末となり、肌寒さが早くも冬の到来を予感させるようではありますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

今週は秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップです。先週のエリザベス女王杯は馬場状態からヒントを読み取った点はよかったですが、完全外枠決着は盲点でした。今週もやや荒れ気味の馬場が予想されるので、そこも視野に入れていきたいと思います。

まずは今週も前提条件の整理からしていきます。
マイルチャンピオンシップ(G1)
‐阪神1600m(右回り)
‐古馬混合戦
‐マイル王決定戦
マイル王決定戦という名の通り、やはり多くの馬がここが目標のレースであることが多いことが特徴でしょうか。その点から踏まえても実力が如実に反映されることが多いこのレースで、実力差をどう判断するかがカギを握ると考えます。実力差の判断ですが、春の3歳マイルでトップを張っていた馬たちの参戦や古馬の復活など前哨戦が多岐にわたる中で不確定要素が大きいのも特徴でしょうか。ですから、実績から見積もられる実力にある程度のウェイトをかけながらトラックバイアスや当日馬場との適合具合を推しはかっていくことが大切だと思います。

現状確認されるトラックバイアスは、やや外からの差しが聞きやすい状況であるという点です。先週のエリザベス女王杯しかり、開催が進む中でうちの芝が痛んできていることも相まって馬場の外側の方が伸びる印象です。本レースもレースの中心はソダシで、ソダシの仕掛けに対し他の馬がどのように立ち回るか、そしてどのように実力差をつけるかが大切です。



それらに焦点を置きながら、相変わらずオッズとの乖離という点に着目して今週もそれぞれの人気馬を見ていきたいと思います。

6ソダシ(4.3倍)
判断は迷いますが切りです。1600mのマイル戦では無類の強さを誇っていますが、その他のレースではもろさを見せている面もあります。それらのもろさがたまたま1600m戦でなかっただけで、このもろさを露呈する可能性が一定程度あり、気象条件的にもその可能性が高まっている中でこのオッズは食指が伸びにくいです。スピード決着に対応しながら昨年の札幌記念など力強さが必要とされる舞台でも結果を残す実力の高さは折り紙付きではありますが、過剰人気になりやすいことに加えた馬の目標となる位置取りを取るレースが多いこと、そして他馬を目標にしてレースをする決め手の馬がそろっていることなどの要因から今回は馬券内に残らないと予想します。

4シュネルマイスター(4.5倍)
こちらも持つポテンシャルはメンバーズ随一のものがありますが難しい馬です。前走のスプリンターズステークスは距離の問題として、3月の海外遠征での敗北をどのようにとらえるかが鍵でしょう。結論としては度外視です。多少ならずも遠征の影響はあったでしょうし、帰国初戦の安田記念でも最後は素晴らしい伸びで復活を印象付けました。それらを鑑みると突き抜けた1弁人気であっても何ら問題ない実力の馬ですし、このオッズならむしろ妙味があると言っていいと思います。ただ一転不安要素としては内枠に入って他の有力馬が外枠に行ったことです。うちに閉じ込められてしまうという懸念は一定ありそうな点が気がかりではありますが、外を豪快に回す競馬でもありあまる実力があるような印象を持ってはいます。馬券内から飛ぶ可能性を考えると軸にするのは難しいですが、必ず相手候補一番手にしたいです。

5サリオス(6.9倍)
現状では最も良い印象がある馬です。この馬も長らく人気先行のきらいがありましたが、安田記念と前走毎日王冠の走りはまさに圧巻と言ってもよいのではないかと思います。2歳児にG1初制覇を飾ったムーアとの再会でG1奪取の機運は高まっていると言っていいですし、前走も額面以上の評価が必要です。一つ気がかりなのは馬場状態で、パワーを武器に戦う本馬昨年の大坂杯などの極端に悪い馬場状態は避けたいでしょう。馬場が重くない稍重程度なら迷わず本命です。トラックバイアスに関しては本場にやや不利に働きますが、それを割り引いても現在の充実ぶりは際立っていますし、脚質的にも外でも有利には働かない気がするので今回は参考外にします。

11ソウルラッシュ(7.1倍)
この馬は富士ステークスで見直した馬です。春の安田記念は直線で不利があり大敗しましたが、試金石となった前走で3歳馬2頭に引けを取らない競馬を見せたことで評価があがってもよいと思います。特に春先までは道悪に特化した馬だったのが本質的に上がりも使える実力馬だったことと明らかになったことは本レースでの価値が高まる要因であると考えます。ある程度計算できる馬で軸にすることも視野に入ってきます。


その他有力馬に関して、比較と妙味の観点から考えていくと、

15ダノンスコーピオン(8.0)と10セリフォス(9.3)ではセリフォスを重視したいです。僅差の前走と斤量差が意識されてのこのオッズ差だと思いますが、セリフォスの前走は直線なかばまで進路がなかった結果としてあの着差だったこと、本番の鞍上は直線での追いに定評があるレーンジョッキーであることを考えるとやや優先順位は本馬が上になるべきでしょう。

7ジャスティンカフェ(15.5)はやや過小評価されていると思います。前走は出遅れから後方一気の末脚でサリオスに迫り、前走のような出遅れ懸念とサリオスとの本質的な実力差が考慮されてのこのオッズだと思いますがそれでもセリフォスらと並ぶぐらいの実力が見込まれてもよいのではないでしょうか。この末脚は道悪でも使えることは前々走で証明済みですし、唯一の懸念は阪神コースが右回りであることでしょうか。それでも未知数具合からこの人気は過小評価でしょう。

9ピースオブエイト(51.7)は前走が上位3頭に引けを取らない結果だったことを踏まえると面白い存在です。ジョッキーがCデムなのがどう出るかが見ものでしょう。やや小柄な馬体で斤量負けしそうな点が懸念点ではありますが、期待したい一頭です。

その他、3ダノンザキッド(25.6)もG1馬で近走の安定した成績ぶりから着内はあると思います。

逆に、2ウインカーネリアンはこのオッズでは成績・展開考えてもリスクが大きいと思います。この馬が来るシナリオもなくはないですが、その時はその時はソダシと共に突っ込んでくる形になると思います。


以上の検討から、今回の結論は
本命if稍重⇒サリオス
本命if重⇒ソウルラッシュ
対抗一番手ジャスティンカフェ
対抗セリフォス
対抗シュネルマイスター
注目ピースオブエイト

本命を中心に3連複フォーメーションでやっていきたいと思います。
具体的には、
5.7.11-5.7.11-3.4.5.7.9.10.11.15
の16点が本線です。

今回のマイルCSは以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。


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