新型コロナウイルス対策への緊急提案―

ウイルスに関するいろいろの検証を試みる―エタノールによる抗ウイルス効果について”

 この表題で久しぶりにFacebookに投稿しようと思っている時に、たまたまテレビで「ノウイング」というSF映画を見た。太陽のフレアが巨大化し、地球を襲うことで人類のみならず全ての生命が消滅するという筋書きである。

 前にも「アバター」や「宇宙戦争」という映画の事を書いたが、今日の世界を席巻しているスマフォも太陽のフレアの異状による電磁波障害が起きれば、今回の新型コロナウイルスのパンデミック同様世界中の全てのシステムがマヒしてしまうことになる。GAFAを創設した連中はこれまでの自然科学及びこれを援用した科学技術を巧妙に利用する知恵は持っていたが、宇宙レベルでの巨大な変化は予測しないか考えもしなかったのであろう。まして一般の人々は目の前のものの利便性に目が眩んでしまっているから、今回のような新型コロナウイルスが瞬時にして世界中に拡散した背景などは考えもしていないだろう。

 文明社会の拡大により地球がスモール・ワールドになってしまったことをウイルスによって知らされると共にこれまでのウイルス対策が場当たり的な対症療法に過ぎなかったことを思い知らされる結果となった。
 皮肉なことだが、際限もなく拡大してきた物質文明教からのパラダイムチェンジを進めざるを得なくなったように思われる。
現代の物質文明の発展の中で物系と人系(生命系)の格差は途方もなく広がってきた。物系ではパソコンのメモリーがKBからMB、さらにGBと100万倍の機能を持つのに40年も掛かっていないのに対して、人系(生命系)では、新型コロナウイルス対策にエタノール消毒、酸素吸入、隔離分散にマスクでしか対応できない医療の現状との格差はいったいどのようにして生まれたのだろうか。

 1枚のカラー写真に要するメモリーの使用量は平均3000KB、16GB のUSBで500万枚以上の写真を保存できることになる。私がブラジルで撮った4000枚のカラースライドが簡単に収まってしまうのである。恐るべき機能であるが、このUSBの価格が1500円もしない。長年写真界を席巻してきたコダック社が消滅したのも当然の結果であろう。
 他方、人間の身体を構成している体細胞は60兆個と言われ、更にその一細胞当り30億の遺伝子(DNA)が存在する。単純に1個のDNAを1メモリーに置き換えると30GB、SFの世界に置き換えると、一人の人間の身体は30GB のUSB60兆個で構成されているということになる。人体の中のUSBは、パソコンのように電源は必要としない。自家発電装置が存在し、ここからのエネルギー供給により60兆個のUSBがそれぞれの役割を担っていると同時にそれぞれのUSBが連携してさらに複雑な機能を生み出しているのである。
 自然科学による物系では成功した要素還元的手法で人系(生命系)の研究を進め、DNAをメモリーに置き換え、その作用機作を明らかにしようとするところまでは成功したかに見えたが、ヒトの免疫機構とウイルスという異なる生命間での複雑な問題を解決するという部分では大きな壁に突き当たっているように思える。まずは、今のところ唯一の解決手段のようであるエタノールについて調べてみよう。皆さんにもご協力をお願いし、より多くの正しい情報を共有することで問題解決の具体的な手段を見付けることができればと考えている。(続く)2020/5/16

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