新型コロナウイルスへの緊急提案―懲りずに続ける(Ⅰ)― 2月23日
Facebookで新型コロナウイルスへの提案をしたが、木酢液、竹酢液をこれまで使ってきた人々からの確かな反応、しなやかな感性を持つ人々からの貴重な応答はありましたが、このパンデミックを阻止する役割を担っている関係者からは何の反応もありません。マスメディアも専門家と称するコメンテーターの他愛もないコメントを受けているだけで、何ともお粗末極まりない状態です。
このような結果になることは分かっていましたが、極めて少数の感性豊かな人々の反応だけではどうしようもないのが現実でしょう。
私のような厄介なお節介やきがこれまでかなりの数に上ると思いますが、そのほとんどが体制側で権力におもねる学者たちのみならず一般の無知な人々からも受け入れられてこなかった経緯を十分理解した上で「継続は力なり」をモットーに訴え続けて行こうと思っています。
まず、この思いを支えてくれた素晴らしい本との出会いについて皆さんにお伝えしておきたいと思います。最近、出会った日系カナダ人から「自然は脈動する。」出版社:日本教文社、というタイトルの本が送られてきました。彼はカナダで主に木造住宅を扱う建設業者ですが、私の熱化学還元処理による木質素材の寸法安定化技術に興味を持たれ、わざわざカナダから研究所に訪ねてこられた経緯があります。建設業者には珍しく科学する感性と知性の持ち主でした。原本のタイトルは、HIDDEN NATURE: The Startling Insights of Victor Schauberger by Alick Bartholomewというが、皆さんにご紹介してぜひ読んで頂きたいと思っています。翻訳者は同志社大学の法学部出身だそうですが、自然科学者でもないのに本書に関する訳者のあとがきを読むとシャウベルガーの 自然観照を見事に理解しているのには驚きました。訳者自身の持っている本来の感性の豊かさから来るものなのでしょう。恐らく、彼も豊かな自然環境に恵まれてきた履歴があるのかもしれません。
私の常日頃述べている自然との共生、水、森林、木材を基本にした実践に基づいた思想をシャウベルガーは私をはるかに超えた実践を伴って提案しています。しかし、科学界からは全く無視されたにも関わらず、彼の発明、開発技術は第二次世界大戦でヒトラーのドイツが敗れた直後にソ連やアメリカに押収されてしまったそうですが、特に、アメリカの科学者たちが内容を理解できず活かされないまま今日に至っているようです。
シャウベルガーは1956年、71歳で失意の中で世を去りましたが、彼の死後64年を経た今日、彼の思いとは全く逆の方向に進んできたことを踏まえ、彼の遺志を伝える後継者の一人として訴え続けることにしました。
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