アーリーのカルチャーコード解説 Code 4.事象の本質を捉え、双方の努力と善意でコミュニケーションを成立させる
アーリーリフレクションでは、行動指針としてカルチャーコードを公開しています。ここではカルチャーコードの4を取り上げて解説します。
Code 4. 事象の本質を捉え、双方の努力と善意でコミュニケーションを成立させる
・「形式」や「部分」ではなく、事柄の本質や全体を捉えて語ること
ある人の発言は、時空の制約を受けています。ある人の発言は限定的であり、その人が考えていることのすべてを表現してできているわけではありません。
日本語なら誰が使っても同じ意味だと思われるかもしれませんが、言葉そのものの使い方さえ人によって違うことが多々あります。
受け手は、あくまでも相手に与えられた断片的な情報から、相手がどのような世界認識をしていて、何を差し示しているのかを「解釈」していく。つまり、受け手は「事柄の本質や全体」を推測しながら、意味を想像する必要があるのです。
面倒だからと形式に逃げたり部分を短文でとらえたりせず、常に「事柄の本質や全体像」を捉えよう、という姿勢で他人とコミュニケーションをとるようにしましょう。
・コミュニケーションが成立するのは、発信者が「相手が理解できるように発信」し、受け手が「発信者を理解しようとする」ときに限る。どちらの立場であっても、まず自分が努力をすること。相手のせいにしない
。
発話者であっても受け手であっても、コミュニケーションの成立には、どちらにとっても努力が必要であり、どちらが欠けても成立しません。自分の立場から、まず努力をすること。
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