見出し画像

ダウン症児の離乳食について

こちらは2021年11月4日にブログに投稿したものです。


うちの可愛い次男はダウン症。

もうすぐ10ヶ月になる。


離乳食は5ヶ月の時からはじめたけど、

周りに情報が全くなくて困った。


どこかのダウンちゃんママたちのために

まとめておこうと思う。






腰が座らない


ダウン症の子は健常児より

成長スピードがゆっくりさんな子が多い。

つまり、腰が座るのも遅い。


でも病院や療育の施設で言われたのは

「離乳食は規定通りはじめてくださいね〜」

え、座れへんのにどないすんねん!

というツッコミが頭の中を通過。


先生たちの話では

ママが抱っこして姿勢を安定させて

食べさせてくださいね〜。と。

え、片手にグニャ次男、片手にスプーンとか

難易度高ない?w

と言うツッコミが頭の中を通過。






抱っこして食べさせると


うちの子は3ヶ月で首がすわった。

ただし後ろ方向のみの話。

5ヶ月の時は前方向に首がへニョンとなる

稲穂状態のポテンシャルやった。


なんとか抱っこ(片手)で首と腰を固定して

食べさせて見たけど、

正面にママがいないので

口を開ける気配がない。


そらスプーンがきたら

口を開けるという文化圏にいなかった

5ヶ月ボーイには難易度が高い。


なんとか正面から食べさせたいと

椅子を探したけど、

グニャングニャンのプリプリボーイを

ご機嫌に座らせられるイスは見つからず

途方に暮れた。








神がかった解決策


うちの夫はアイディアマン。

休みの日に離乳食を食べさせてくれた時に

1発で解決策を見つけてくれた。


それがこちら↓

チャイルドシートを

アウトドアのリクライニングチェアにのせる。


ベルトをしてチャイルドシートの傾きを

首が前に倒れないギリギリまであげれば、

前からご飯を食べさせられる。


ちなみに我が家のチャイルドシートと

リクライニングチェアはこれ↓

リクライニングチェアがなくても、

ソファとかでもいけると思う。

我が家はソファがないミニマリストなので、

リクライニングチェアを使った。

チャイルドシートが乗れば普通のイスでも

いけるかもしれない。


これでこの作戦なら

みんなそろって食卓につけるし、

晩ご飯を食べながら、

同時進行で離乳食も食べさせられる。


持つべきものはアイディアマン夫w


絶対安全というわけではないし、

転倒など危険なので絶対目を離さず

自己責任でお願いします。


と書いてみたけど、

みんな大事な我が子やしそうするよねw





エプロンについて


この神がかった作戦には難点が1つ。

身体がCの時になっているので

シリコンのエプロンが首に食いこんで苦しい。


なのでうちでは

COSTCOの紙エプロンを使っている。

わざわざこれじゃなくても

こぼさずパクパク食べる子には

バンダナをまく方法でもいいかも。

防水加工のビブとか?


うちはマーライオン並みにこばすのでw

必須w


とにかくシリコンより柔らかければ大丈夫。






舌が邪魔


ダウンちゃんの離乳食でぶち当たるのが

舌ペロペロリン問題。


ダウン症の子は舌が長く太い子が多いらしい。

うちの子ももれなく長い。

牛のタンやったら美味しそうやな〜と

食材を見る目で日々次男の舌を眺めている。


普段はペロペロ可愛い仕草を見せてくれる舌。

離乳食の時も同じ調子で出すから

スプーンを入れてくれない。

困った困った。





スプーンはプラ一択


シリコンのスプーンはグニャ〜ンと曲がるので

汗水垂らして作った離乳食が

次男の腹へダイブ。

私はこの無限ループから中々抜け出せなかった。


解決策は超簡単で、

曲がらないプラスティック製の

スプーンに変更するだけ。


最近の育児グッズは

シリコンばっかりになっていて、

プラスティック製は中々見つからない。

そういう時代?

長男の時はプラいっぱいあったのに。


西松屋で買うなら、

西松屋ブランドの黄色いスプーン。

我が家は右往左往バク転3回転くらいして

これに定着した。

本来はスープ用のスプーンらしい。

そんなの関係ねぇと

次男はガンガンこのスプーンで食べている。


ただ療育の先生は

もう少し幅の狭いものをと言っていた。

そんなの関係ねぇ。

食べてくれたらオールオッケーさ。






離乳食の食べさせ方


療育で教わったダウンちゃんへの

離乳食の食べさせ方。


1.スプーンの先端部分に離乳食をのっける。

2.アーンを連呼して口が開くのを待つ。

3.次男の舌の上に置く。

4.次男が下顎を動かして口を閉じるのを待つ。


最初はポカーンと口を開けていたのに

人間の本能というのは面白いもんで

ちゃんと閉じるようになった。


よくやっちゃうミスが

ママが上顎にスプーンを

擦り付けて離乳食を口に入れることらしい。


ダウン症の子は

筋力が弱いので

口を閉じるのも練習が必要とのこと。

ご飯を食べさせてくれる人は

みんな共通認識で持っていたほうがいい。






最後に


長男の離乳食のとき

こんなに苦戦したっけ?

ちゃんと食べられるようになるのだろうかと

泣きそうになった日もあった。


そんな日々から5ヶ月経って、

今ではシチューやらリゾットやら

パクパクモリモリ食べている。

くれくれのチュッパチュッパまで覚えた。


心配しなくても

ゆっくりしっかり成長するんやな。





おわり。



世の中のママの役に立つ情報をガンガン発信予定です:) noteは3日に1記事を目標に頑張って書いています。 Twitterは1日5ツイート頑張ってます。 サポートしていただけるととってもうれしいです。